10代目ホンダ・シビック【UK中古車ガイド】 取引価格は高めで推移 好バランスが高評価 英国で前期型は100万円切りも

公開 : 2026.08.21 18:05

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オベイド・チョードリー氏

「充実した装備が気に入っています。クルーズコントロールやシートヒーターも、ドイツ車と異なり標準です。ディーゼルエンジンは滑らかに回り好燃費で、充分なパワーを得られます。整備は定期的な内容だけで済んでおり、殆ど手間は掛かっていません」

ホンダ・シビック(10代目/2015〜2021年/英国仕様)
ホンダシビック(10代目/2015〜2021年/英国仕様)

購入時に気をつけたいポイント

エンジン

1.0Lガソリンは、エンジンオイルにタイミングベルトが浸った、ウェットベルト。早いと、6万5000km足らずでの交換が必要になる。予兆なく切れてしまうことも、悩みのタネ。ターボとオルタネーターも、弱点といわれている。

1.6Lディーゼルは、微粒子フィルター(DPF)の不調に注意。1.5Lガソリンは、市街地での燃費が褒めにくい。

トランスミッション

ホンダ・シビック(10代目/2015〜2021年/英国仕様)
ホンダ・シビック(10代目/2015〜2021年/英国仕様)

英国仕様のディーゼルエンジンでは6速MTか9速AT、ガソリンでは6速MTかCVTを選択できた。MTは変速感が心地良く、加速や燃費に優れ人気だった。

インテリア

レザーシートは、英国では最上級グレードのみの設定。ファブリックは、摩耗しがちで汚れやすい。内装の樹脂製部品は、組み立てが甘くガタガタ鳴る場合がある。コンプレッサーの交換は高額になるため、エアコンの調子は事前に確かめたい。

バックカメラは、画像が正常か確認したい。レンズ部分へ水が侵入する場合がある。

知っておくべきこと

ハッチバックよりサルーンの方が荷室は広く、スタイリングのまとまりは良いだろう。フェイスリフトは2020年。上級グレードにパワーシートが設定され、物理スイッチが増設されている。バンパーのトリムが、ボディと同色なことが外観上の違い。

2026年に入ってから、ホイールが走行中に外れる可能性があるとして、英国ではリコールが出されている。対策済みか確かめたいところ。

英国ではいくら払うべき?

4500ポンド(約96万円)〜1万1999ポンド(約257万円)

英国では、前期型が中心の価格帯。前半は走行距離16万km超えの例も多いが、後半になるほど短くなる。サルーンの価格は、ハッチバックと大差ないようだ。

1万2000ポンド(約258万円)〜1万9999ポンド(約429万円)

状態の良い後期型をお考えなら、英国ではこの価格帯から。流通量はかなり多い。

2万ポンド(約430万円)以上

ホンダ・シビック 1.5 VTECスポーツ(2020年式/英国仕様)
ホンダ・シビック 1.5 VTECスポーツ(2020年式/英国仕様)

FK8型のシビック・タイプRをお考えなら、この価格帯から。走行距離は様々だ。

英国で掘り出し物を発見

ホンダ・シビック 1.5 VTECスポーツ(英国仕様) 登録:2020年 走行距離:7万800km 価格:1万4795ポンド(約318万円)

ピシッとした雰囲気の後期型で、充実装備な中間グレードのスポーツ。1.5LエンジンにMTの組み合わせで、積極的に走りたいドライバーも納得の内容といえる。整備記録がしっかり残り、車検を取得して納車されるという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    アレックス・ウルステンホルム

    Alex Wolstenholme

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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