シビック・タイプRから奪ったFF最速の称号 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI エディション50(1) EA888エボ4で325ps らしい控えめな美学

公開 : 2026.08.26 18:05

控えめな美学がゴルフ GTIらしい

インテリアは、概ね通常のゴルフ GTIと同じ。各所にGTI エディション50のロゴが散りばめられ、新しい配色のタータンチェック柄でスポーツシートが包まれる程度。全体的に落ち着いたキャビンの中で、レッドのペダルカバーが少し浮き気味かも。

シートはバケットではなく、ホールド性が特に高いわけではないが、調整域が広く乗降性も良い。普段使いとの親和性が、疎かではないと表現できる。リアシートには、平均的な身長の大人なら問題なく座れ、荷室容量は371L。通常のゴルフと変わらない。

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI エディション50(英国仕様)
フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI エディション50(英国仕様)

ステアリングホイールはアルカンターラ巻きで、リムはほぼ円形で握りやすい。メーターモニターは任意に表示を切り替えられるが、視認性に優れ、ゲーム的なグラフィックでもなく好ましい。アンビエントライトによる演出も、派手すぎない。

ダッシュボード中央のタッチモニターには、エアコンの操作も集約されている。そのかわり、その下には運転支援システムなどのショートカットボタンが4つ並ぶ。スポーティな主張は強くないが、控えめな美学がゴルフ GTIらしい。

走りの印象とスペックは、フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI エディション50(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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