大型SUVの万能選手 ポルシェ・カイエン・エレクトリックの実力を探る(1) 車内が広いBMW iX 凛々しい姿のポールスター 3

公開 : 2026.09.10 18:05

経験の長さを感じさせるポルシェBMW

インテリアの高級感や雰囲気でも、ポルシェとBMWは経験の長さを感じさせる。細部の仕上がりでは、カイエンが僅かにリード。すべてのスイッチ類に好ましいソリッドさがあり、造形やテクスチャ、製造品質へのこだわりも印象的だ。

iXはダッシュボードの位置が低く、前方の見晴らしが特に良い。素材選びのセンスも好ましく、広々とした空間と相まって、心地よく長時間を過ごせそうだ。

ポルシェ・カイエン・エレクトリック(英国仕様)
ポルシェ・カイエン・エレクトリック(英国仕様)    マックス・エドレストン(Max Edleston)

3のインテリアは、ミニマリスティックでモダンで、第一印象は良い。サルーンに近い、背もたれを倒した運転姿勢へ惹かれる人は多いだろう。だが、タッチモニターへ集約されたインターフェイスが、時間の経過とともに気になり始めてくる。

荷室容量は、カイエンが506LでiXが500L、3が484Lという順番。iXの荷室は幅が狭いものの奥行きがあり、大きな荷物も積みやすそう。カイエンは、後席の背もたれが倒れるだけでなく、スライドも可能。使い勝手や実用性では、一枚上手といえる。

この続きは、ポルシェ・カイエン・エレクトリックの実力を探る(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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