令和の北米逆輸入車『日産ムラーノ』 ミッドサイズというよりはフルサイズSUV? 非電動化モデルでも漂う「こういうのでいいんだよ」感
公開 : 2026.09.24 12:05
3月17に日本導入が発表されたミッドサイズクロスオーバーSUV『日産ムラーノ』が、6月3日より予約受付開始。この度、期間限定で広報車が用意され、取材することが可能となりました。編集部ヒライのレポートです。
『米国製乗用車の認定制度』を活用
3月17に日本導入が発表されたミッドサイズクロスオーバーSUV『日産ムラーノ』が、6月3日より予約受付開始。この度、期間限定で広報車が用意され、取材することが可能となった。
ムラーノはアメリカ・テネシー州のスマーナ工場で生産されていて、これまで日本では発売されていなかったが、2月16日に国土交通省が発表した『米国製乗用車の認定制度』を活用し、輸入、販売する形となった。

同制度は2025年7月22日に発せられた『日米間の枠組み合意についての共同声明』に基づき、『日本の交通環境における安全、安心を確保しつつ、関税に関する日米間の合意を実施するため』創設された。その内容は、『米国で製造され、かつ、米国で安全が認証された乗用車について、日本国内で販売のため追加試験なしで受入れ』(いずれも国土交通省HPより)というものだ。
既にトヨタはSUVの『ハイランダー』とピックアップトラックの『タンドラ』を4月に発売開始し、今後はセダンの『カムリ』も導入予定。ただし、カムリは『準備が整い次第、販売を開始予定』とされるが、制度を使用しないで輸入するという報道もある。
ホンダはSUVの『パスポート・トレイルスポーツ・エリート』とアキュラ銘柄の『インテグラ・タイプS』の導入を3月に発表。こちらは今年後半から順次とあるので、そう遠くない将来だろう。
スバルも6月6日付けのプレスリリースで、SUVの『アセント(エヴォルティス)』導入を検討するとしている。今年後半が目途なので、反応を伺いつつ準備を進めているのかもしれない。
アメリカではちょうどいいサイズ?
さてムラーノだが、今回取材した車両は厳密には日本仕様でない。具体的には北米仕様の『プラチナム』で、日本導入モデルは『SV』だ。基本的なスペックは同様だが、前者のタイヤサイズが255/50R21であるのに対し、後者は255/55R20となる。
他にも識別できるところでは、ボディカラーが日本仕様にはないボルダーグレーパールとスーパーブラックの2トーンであること、シート素材が合皮ではなくセミアニリンレザーであること、コネクテッドシステム、パノラミックムーンルーフ、ボーズ・オーディオ、電動格納ミラーが装着されていることとなる。

その結果、車重は2013kgとなり、日本仕様の1945kgよりも若干重い仕様ではあるが、今回330kmほどを走って、その雰囲気は十二分に味わうことができた。
ボディサイズは全長4900mm、全幅1980mm、全高1725mm、ホイールベース2825mmと日本の公道ではかなりの大きさ。冒頭で『ミッドサイズクロスオーバーSUV』とプレスリリースの表記をそのまま記述したが、フルサイズと書くことに抵抗がないくらいの感覚だ。ただし、アメリカを走行した経験を思い起こせば、これくらいがちょうどいいミッドサイズであることは理解できる。
ムラーノは左ハンドルでの導入となるため、車線左側にギリギリ寄せることで比較的にスムーズに走ることができた。当初は苦戦した車庫入れも、360度ビューのあるお陰で見切りが意外とよいことに気が付いてからはスムーズになった。
ちなみに近いサイズを探していたら、BMW X5(本国では旧型、日本では現行モデル)が全長4935mm、全幅2005mm、全高1770mmとさらに大きく、ムラーノがそれほどでないことに気が付いた。











































































































































































