アルピーヌ初のSUV『A390』予想を下回る販売は「懸念なし」 ブランド育成に必要なモデル 新規顧客獲得に貢献

公開 : 2026.10.26 17:05

購入者の8割はアルピーヌの新規顧客

「最終的に、このクルマの潜在能力がわたし達の予想の3分の1に過ぎないと判明するかもしれません。ですが、それがどうしたというのでしょう? お客様が満足してくださっているのなら、わたし達はクルマの適切なポジショニングを見出します。ブランドをしっかり育てるものであれば、それで構いません」

プロヴォスト氏のこの発言について記者に尋ねられたクリエフ氏は、自分も肩の力を抜いていると述べた。そして、A390は当初、アルピーヌが展開するすべての国で販売されたわけではなく、GTやGTSのバリエーションも用意されていなかったと指摘した。

アルピーヌA390
アルピーヌA390

クリエフ氏は「これはまさに、2年前にA290の販売が緩やかだったときとまったく同じ状況です。当時も同じようなスタートでしたが、今では大成功を収めています」と述べている。

クリエフ氏はまた、A390の新規顧客獲得率の高さを強調し、「お客様の80%はアルピーヌおよびルノー・グループの新規顧客です。つまり、A390は新規顧客を獲得するクルマなのです」と付け加えた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法

人気記事