ケンウッド、ハイレゾ音源対応カースピーカーを一新し発売

2016.07.07


 

 
 
 

JVCケンウッドは、ハイレゾ音源に対応した市販向けカスタムフィット・スピーカーの新商品として、XSシリーズの2016年モデルを新発売した。

今回発売されたのは、ハイレゾ音源のもつ臨場感を再現するカースピーカーのフラッグシップモデル、KFC-XS1703およびKFC-XS1603の2種。

ケンウッドは、昨年、カーナビとして初めてハイレゾ音源に対応した “彩速ナビ” を発売し、スタジオマスターに迫る高音質サウンドを楽しむユーザーの支持を集めている。

ハイレゾ対応スピーカーのXSシリーズは、音の広がり、繊細な空気感、濁りのないクリアな音質を臨場感豊かに再現。“彩速ナビ” のサウンドをより高音質に楽しむことが可能だ。

主な特徴は、中央のイコライザー形状、磁気回路の最適化による中低域の厚みと歪みのないサウンド、新設計のマグネットカバーによる奥行きのある音質。高い剛性で不要な振動を抑える新設計アルミダイキャスト・ウーファーフレーム、息づかいや空気感まで再現する新設計の25mmソフトドームツィーターなど。

編集部は先日、メーカー各社の最新カーステレオを聴き比べる機会に恵まれた。ケンウッド特有のやわらかい音はハイレゾ音源の再生においても健在で、ともすれば加工感のある耳障りな音質になりがちな近頃のカーオーディオにあって、あくまで運転に集中しバックグラウンドで音楽を楽しめるスピーカーだと感じられた。

パッケージは2本1組でツィーター1組が付属。トヨタ日産ホンダ三菱スバルマツダスズキ向けの専用品となる。価格は、17cmのKFC-XS1703が37,000円。16cmのKFC-XS1603が36,000円。

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