同じクルマ、違う名前 バッジ・エンジニアリングのクルマたち 後編

公開 : 2018.02.11 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

BMC ADO16(1962年):6モデル

1960年代のBMCは、バッジエンジニアリングの大家ともいうべきメーカーだった。この会社には、手に余るほどのブランドがあった。それぞれに独自のモデルを用意する余裕はなく、それだけに、どれもがバッジを挿げ替えたクルマになるのは自然な流れだといえる。1100と1300が設定されるADO16も、オースチン/モーリス/ウーズレー/ライレー/ヴァンデンプラ/MGの各ブランドに応じて多少の手直しをしたモデルが用意された。

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