プジョー・リフター シトロエン・ベルランゴ・マルチスペースの姉妹モデルとして登場

公開 : 2018.02.26 19:20  更新 : 2021.03.05 21:43

自慢は積載能力と豊富なエンジンタイプ

プジョーによれば、その積載能力はサイドウインドウ下端までで775ℓとなり、ロングホイールベース版ではシートを倒したうえで室内高全てを使えば4000ℓにまで達する。ベルランゴと同じくショート版リフターの全長は約4400mmであり、ロングホイールベース版では4750mmとなる。シトロエン・ベルランゴがフェイスリフトによってSUV風のルックスを与えられた一方、リフターとコンビ・ライフはそのフロントマスクにMPVの特徴を残している。

エンジンは3モデル共通で、ガソリン仕様の出力111psと130psの1.2ℓピュアテックか、75psから130psまでの出力が選べるディーゼルの1.5ℓ4気筒ブルーHDiとなる。ガソリンとディーゼルの双方で、最高出力130psのモデルでは8速ATが選択可能だ。


ヴォクゾールにとっては初のMPVモデルとなるが、既にシトロエンとプジョーはこの市場で大きな成功を収めている。リフターの先代モデルであるパートナー・ティピーは2017年に2987台を売り上げて、このセグメントでトップに立つ一方、シトロエンも販売台数2644台で3位につけており、このクルマは世界で2番目に売れたシトロエンとなっている。

パートナー・ティピーの1万6795ポンド(255万円)という販売開始価格に対して、若干の値上がりが予想されるが、ロングホイールベース版は2万ポンド(304万円)程度での発売が見込まれている。

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