日産リーフ、本当にエコ? 維持費や下取り額の実際 3台乗り継いだオーナーが証言

2018.04.18

日常使用における期待できる経済効果

多くのひとがEVに期待するメリットは、電気代の安さです。この安さは、日常の行動範囲を広くさせ、日常使用ではその費用を考える必要がなくなりました。

リーフの電気代は、遠出時の充電代を含めても月に2000円以下となっています。これを、家族の乗っているハイブリッド車C-HRのガソリン代と比較すると、年間で約5万円ほど少なくなっています。走行距離は、どちらも年に1万km位です。

日常の充電は、自宅での割安な夜間充電を利用。遠出時は、日産のサポートサービス「つど課金プラン」によって充電しています。また、公共機関や道の駅などにある無料の充電スポットを活用すると、さらに安くすませることも可能です。

自宅に充電用コンセントを設置できない方は、日産の「使いホーダイプラン」も選択できます。このプランは2000円/月で、全国にある多くの急速充電設備を無料で利用できます。

整備点検時の交換部品も、ほとんどありませんでした。この6年間で、実際に交換した部品は、ブレーキオイルとワイパーゴムのみですんでいます。

また、税金も優遇されています。自動車税は2.95万円と、排気量1.0ℓ以下のガソリン車と同じです。特にエコカー減税で2年目は7500円でした。重量税も同様で、最初の5年間は免税となっています。このようにランニングコストは安く、十分満足できるものです。

日産リーフを3台乗り継ぐ 小林薫氏が寄稿 長期レポートの前後関係

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