英 遠隔駐車システム合法化 雇用創出も期待

公開 : 2018.05.18 18:40  更新 : 2018.05.18 20:04

雇用創出にも期待

運輸大臣のジェシー・ノーマンは「先進のドライバーアシスタンスが運転の概念を変えようとしています。われわれは今後も法規を継続的に見直し、ドライバーがこのような新しいツールを安全に使えるよう努力します」と述べた。

政府は英国が自動運転技術推進のリーダーとなることを目指している。2021年には最初の無人運転車が登場する予定だ。

自動車製造販売者協会(SMMT)の会長であるマイク・ハウエスは語る。「コネクテッドカーや自動運転車はわれわれの生活を変えるでしょう。2万5000もの重大事故を減らし、今後10年程度で30万ほどの雇用を生み出します」

「今日の発表は自動化推進の小さな1歩にすぎません。しかしこれは障害のあるひとにとって利便性を高める重要な1歩です。英国がこの技術分野における優位性を確保する上で、この政府の決定は大きな助けとなるでしょう」

SMMTによれば、自動運転技術の発展は英国の自動車産業での雇用確保において最も重要な事柄だとのことだ。自動化技術に関連して英国内で32万の新しい雇用が創出され、2030年まで成長が続くと見込まれている。

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