ポルシェ、13万598台を販売 パナメーラが倍増 2018年上半期

公開 : 2018.08.02 17:47

モデル別・地域別 販売台数

財務およびIT担当の取締役会副会長であるルッツ・メシュケは、アフターセールスやポルシェコンサルティングなどによるコンサルティング事業といった車両販売以外の事業が好調な業績にポジティブな影響を与えたと捉えている。

これらの利益をもとに、電動化や新規ビジネスの開拓に向けて投資が行われるという。「今年度下半期には幾つかの課題が待ち受けています。それでも15%以上の営業利益率を確保するという経営目標を追及していきます」とメシュケは語っている。

ポルシェには、不安定な政治と経済、そして欧州であらたに始まるエミッションスタンダードへの対応が求められている。

モデル別の販売台数においては、パナメーラがもっとも大きく伸びた。6月末までにポルシェは2万500台の4ドアスポーツカーを販売。これは前年比の約2倍となる。

911も同じく2桁の成長を見せ、28%増の2万1400台。もっとも多くの台数を売り上げたのは、引き続きマカンで4万6600台、カイエンの販売は2万8700台だった。

ポルシェの本拠地ドイツでの販売台数は11%増、欧州全体では9%の増加となりました。中国では3万3363台を販売し、2万9421台のアメリカを超えて、引き続きポルシェにとって最大の単一市場となっている。

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