小さくても魅力的 小排気量車カウントダウン 後編 ホンダN360にBMWイセッタ

公開 : 2019.03.31 05:50  更新 : 2021.03.05 21:42

 

スバル360:356cc

四輪駆動モデルで名を馳せているスバルだが、そのルーツはリアエンジンのスバル360に遡る。排気量は365ccで、当時の日本の軽自動車規格に合致するように設計され、2ストロークの2気筒エンジンとなっていた。また、小さなボディサイズも上限が定められていた。

エンジンの最高出力は25psだったが、当時の多くのライバルよりもパワフルだった一方で、車重は549kgと軽量だったため、小さな4シーターを145km/hで走らせることが可能だった。一方で、昆虫のような丸みを帯びた独特のスタイリングのおかげで車内は狭く、ホンダトヨタほどの人気は得られなかった。それでも、360は1958年から1971年まで粘り強く生産されている。

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