新型トヨタRAV4を解説 ガソリン、ハイブリッドの価格/スペック/内装/サイズ

公開 : 2019.04.10 15:10  更新 : 2021.10.11 13:51

新型トヨタRAV4のインテリア

日常での使い易さをあらゆる面で追及した新型RAV4。そのひとつが運転席からの良好な視界だ。低くされたインストルメント・パネルやその存在が隠されたワイパー、ドアミラーの取り付け位置の後退、リア・クォーターウインドウの拡大、リアドア・ピラーを小さくすることにより、あらゆる角度の視界を拡大している。

使い勝手を高めるために室内は数多くの収納スペースが設けられている。インパネにはグローブボックスのほかに、運転席と助手席、センターコンソールにオープントレイが設けられ、スマホなどの小物を置くスペースを確保。今や必需品といえる充電用のUSB端子は、センターコンソール前方に2個とコンソールボックス後方に2個設けられた。前後ドアポケットはペットボトルが入るサイズで、このほかカップホルダーも前後席に2個ずつ用意される。

街乗りからアウトドアまでの使用を想定するRAV4だけに、さまざまなシーンに対応する広く使い易いラゲッジスペースが確保されているのが特徴だ。定員乗車時で580ℓの容量を実現し、6:4分割可倒式のリアシートを倒せば荷室長は1880mmもあり、スポーツギアから家具まで積み込める広さを確保。また荷室床面を55mm低くセットできる2段デッキボードを採用して荷物の形状や量に対応するとともに、ボードの裏面は樹脂製とされ泥や雪で汚れたものを気兼ねなく積み込めるSUVらしい気配りがなされている。

またスマートキーを携帯していれば、リアバンパー下に足を出し入れすることによりリアゲートが自動開閉する「ハンズフリー・パワーバックドア」がG Zパッケージに標準で備わり、アドベンチャーとハイブリッドGにオプション設定される。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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