形よりも機能性

まさに納車された初日に隣人の芝刈り機が石を跳ね上げ、それがリアウィンドウに直撃したのだ。トヨタGT86（日本名：86）を引き取った地元のディーラーに修理を頼むと1週間で交換してくれ、費用は700ポンド（10万2000円）だった（写真の撮影のため急いで仕上げてくれた）。

ショートバージョンのランドクルーザーは、特にサイドのデザインが奇妙だ。フロントのオーバーハングは大きく、シャシは短い。ワイリー・コヨーテの横顔のようだというひともいるようだ。だが、わたしにとってはこれが好ましい。形ではなく機能のためのクルマ。今後数カ月を使って、その機能性を体験していこうと思う。

セカンドオピニオン

このクルマが好きだ。ざらりとしたプラスチックの内装。バンプも難なくいなす柔らかな乗り味。速度規制があっても愉快になれる。現代SUVのほとんどは引き締まった足回りを持つが、この大きく揺れ動く感覚が生きていることを実感させ、オフロードと同じような感触を返してくるので、まるでどこへでも行けるような、そんな気分にさせてくれるのだ。

テスト車について

モデル名：トヨタ・ランドクルーザー・ユーティリティ3ドア

新車価格：3万4000ポンド（495万円）
テスト車の価格：3万4700ポンド（505万円）
追加した装備：メタリックペイント 700ポンド（10万2000円）

テストの記録

燃費：13.6km/ℓ
故障：なし
出費：なし

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