ロードテスト フォード・レンジャー ★★★★★★★★☆☆

公開 : 2019.09.07 11:50

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

レンジャー・ラプターには、フォードのインフォテインメントシステムであるSync3を装備。これには、ナビゲーションやデジタルラジオ、Bluetooth接続、Android AutoとApple CarPlayがセットとなる。

それらはすべて、中央に設置された8.0インチのタッチ式ディスプレイで操作する。そのグラフィックの洗練度は、世界トップレベルというわけではない。それでも、操作はおおむね直観的で簡単だ。

操作性は優秀だが、スマートフォンのミラーリングを用いるとその限りではない。
操作性は優秀だが、スマートフォンのミラーリングを用いるとその限りではない。    OLGUN KORDAL

ディスプレイ下端に並ぶショートカットは、各メニューを素早く呼び出せるのだが、Android AutoとApple CarPlayを使う際には表示されない。ホームボタンも同様なので、メイン画面に戻るには複雑な手順を経なければならなくなる。

とはいえ、便利な機能も少なくない。たとえばWiFiホットスポットなどがその一例だ。また、『ヘンゼルとグレーテル』のパンくずのように、通ってきた道を記録してくれるので、道無き道へ分け入った際にも、元の場所へ容易に戻れる。

燈火類

バイキセノン自動ヘッドライトとフロントLEDフォグライトは標準装備。今回、それらを試す機会はなかった。

ステアリングとペダル

大ぶりなペダルは、ゆとりある間隔で配置され、快適に運転できる。対して、ステアリングコラムにテレスコピック調整がないのは残念だ。

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