【詳細データテスト】レンジローバー BEVの成功を予感させるPHEV 物理スイッチ類は減らしすぎ
公開 : 2025.04.26 20:25
スムースな直6に電動アシストを加えたパワートレインは、レンジローバーの上質さをより際立たせます。低速時のセカンダリーライドは気になるものの、シャシーはほぼ申し分なし。操作系のデジタル化だけが気になるところです。
もくじ
ーはじめに
ー意匠と技術 ★★★★★★★★☆☆
ー内装 ★★★★★★★★★☆
ー走り ★★★★★★★★☆☆
ー操舵/乗り心地 ★★★★★★★★☆☆
ー購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆
ースペック
ー結論 ★★★★★★★★☆☆
はじめに
歴代レンジローバーの中でも、現行のL460は革新的な世代のひとつに数えられる。そのルックスもさることながら、世界でもっとも有名なオフローダーが電動化を主流としたこともトピックだ。
ガソリンもディーゼルもマイルドハイブリッド化され、ガソリンPHEVも用意される。さらに、年内には初のBEVも登場予定で、UAEのシャールジャにあるアル・バダイヤ砂漠で高音下テストを実施済みだ。高温化での復元力に加え、従来のABSベースのシステムに代わる新型トラクションマネージメントテストのチェックも行われた。

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BEVのレンジローバーは、高級SUVセグメントのゲームチェンジャーになる可能性を秘めているが、それに先駆け既存モデルが改良を受けた。内容は、新型パワートレイン追加と内装の改修。3年前に取り上げたD350以来のテストとなるのは、PHEVのP550eだ。
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