【トイファクトリーの人気No.1】バーデンに「カーサ・ホームスタイル・エディション」 キャンピングカーショー

公開 : 2020.02.01 13:50  更新 : 2021.10.11 11:29

ジャパンキャンピングカーショーの「TOY-FACTORY」ブースから写真が届きました。フラッグシップ車のバーデンに追加された特別仕様をご紹介します。

ジャパンキャンピングカーショー2020 2/2まで開催

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)、編集部

「熟練の技による革新性が妥協のない品質を生む」。そのような基本コンセプトのもとで先進的なキャンピングカーを次々送り出してきたトイファクトリー(Toy-Factory)が、ジャパンキャンピングカーショー2020で、キッチンや家具を備えたハイエースのキャンピングカーを展示した。

その中の1つである「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション(BADEN Casa Home Style Edition)」は、人気No.1フラッグシップモデルのバーデンに、ホームスタイルの優しいエッセンスをプラスしたバンコンバージョン・モデル。

トイファクトリー・ブースに展示されている「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション」
トイファクトリー・ブースに展示されている「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション」

バーデンは、2009年の発売以来、数多くのキャンピングカー賞を受賞したことでも有名だ。

ユーザビリティとデザインを高い次元で融合したバーデンは、夫婦二人旅からファミリーユースまでの幅広いユーザーニーズに対応。

常にブラッシュアップされてきたファニチャーおよび装備は、初代モデルから受け継いだ使い勝手のいいレイアウトをそのままに、現代の需要に即して最適化されている。

尾州織物、東濃ヒノキ、美濃焼が車内に

今回展示された特別仕様モデルの「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション」は、尾州織物のシートファブリック、東濃ヒノキを用いた天然素材のフローリングにより、温もりのあるアメリカンホームのイメージに仕上げている。

美濃焼タイルが配置されたキッチン、特別仕様ブラックアウト・ハンドル、リア常設ベッド、大容量リア・ラゲッジスペース、特別色エアロウィンドウなど、隅々までこだわりを感じさせるのは特別仕様ならでは。

「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション」は室内家具を随所までこだわり抜いた特別仕様
「バーデン・カーサ・ホームスタイル・エディション」は室内家具を随所までこだわり抜いた特別仕様

スペイン語で「家」を表すcasaと名付けられたことからも分かるように、機能的に配置された家具に温かみのある素材を用い、まるで自宅にいるような落ち着き感とナチュラルな車内空間を演出している。

岐阜県に本拠をおく地の利を生かし、地産素材を用いてフラッグシップの名に相応しい作り込みを施した1台。

車内で過ごす時間が長くなるキャンピングカーでの旅を、より快適かつ豊かなものにしてくれるはずだ。

走らない? 走ります

ベース車両が本来持つ走行性能を呼び戻すメカニズムを追求しているトイファクトリーでは、車重が重いから、走らない、止まらない、フラフラしても仕方がないと妥協するのではなく、キャンピングカーは安全に走りをもっと楽しめると考えている。

その想いのもとでオリジナルパーツブランドの「101T-SR」も展開している。

会場では、101T-SRを装着したデモカーの足まわりを確認できる
会場では、101T-SRを装着したデモカーの足まわりを確認できる

キャンピングカーショー2020の同社ブースにディスプレイされたのは、テーパーリーフ構造を採用し、操縦安定性の向上と上質な乗り心地をもたらす「T-SRリアリーフスプリング」、ロングドライブでの疲労を軽減し、さらなる快適性能を提供してくれる「T-SRアジャスタブル・リアスタビライザー」、トイファクトリーチューニングが施された「T-SRショックアブソーバ・オーリング」といったパーツたち。

会場には各アイテムが装着されたデモカーも展示されている。高速走行時も道路に吸い付くような安定した走りを提供する「T-SRフロアウィングスポイラー」も、装着しているファンが多い魅力的なパーツの1つだ。

ジャパンキャンピングカーショー2020は、2月2日 日曜まで千葉県・幕張メッセで開催している。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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