【フローティング型、初登場】ケンウッド彩速ナビ タイプMに大画面「MDV-M907HDF」 9V型/7V型インダッシュ式も

公開 : 2020.05.12 13:20  更新 : 2021.03.05 21:29

KENWOODの彩速ナビに、フローティング型が登場! 230車種以上に搭載できる9インチ大画面ナビです。あわせて、9インチと、7インチのインダッシュ式も発表。新しい「タイプM」シリーズの4モデルをご紹介します。

9インチ新型 230車種に搭載可能

ケンウッドは、彩速ナビで初のフローティング式となる大画面ナビ「MDV-M907HDF」を発表した。9V型HDパネルを搭載している。

さらに、9V型/7V型ワイド/7V型のインダッシュ・タイプも登場させた。合計4モデルで、2020年モデルの「タイプM」として新ラインナップを組む。

9V型フローティング式の「MDV-M907HDF」。
9V型フローティング式の「MDV-M907HDF」。

「タイプM」は、高画質HDとハイレゾ音源再生に対応する、彩速ナビの上位シリーズだ。

このうち9V型フローティング式の「MDV-M907HDF」は、従来の7インチ開口部への取付けが可能となり、新車・既販車の230車種以上に対応するのが特徴。

走行時の振動によるディスプレイのブレを低減する独自機構、フラットな静電タッチキーの採用により、スタイリッシュな外観を実現。地図/AVソースの切り替え・ボリューム調整などは、モニター前面の右側に静電タッチキーを配置した。

9インチ/7インチ 据え置き型も

インダッシュ式では、9V型「MDV-M907HDL」のほか、7V型の2モデル「MDV-M807HDW」(200mmワイド対応)と「MDV-M807HD」(180mm対応)の3モデルをラインナップ。

このうち9V型の「MDV-M907HDL」は、RAV4/ヴォクシー/ノア/プリウス/C-HR/ハリアーなど、9インチ開口のあるトヨタ車にフラットに装着できる。

9V型インダッシュ式の「MDV-M907HDL」。
9V型インダッシュ式の「MDV-M907HDL」。

フローティングとインダッシュという9V型の2モデルは、HDMI入力にも対応。スマートフォン、デジカメ、ビデオカメラなどと別売HDMIケーブル「KNA-20HC」を使って接続すれば、ナビ画面で高画質なハイビジョン再生を楽しめるわけだ。

今回新たに発表された合計4モデルは、高精細HDパネルを搭載し、従来モデルのWVGAに比べて、約2.4倍となる高解像度化を実現。また、発色が増し、緻密で立体的な映像が楽しめるので、地上デジ、ナビ表示、操作画面でも高精細な映像を体感できる。

さらに、広視野角HDパネルの採用により、従来モデル比で約1.3倍ワイドな視野角を実現。

マップ表示については、地図描画を見直し、HDクオリティ向けにチューニングしたHD描画マップを採用した。

タイプM 想定価格/発売時期

新しい彩速ナビ「タイプM」は、もちろんナビ連携型の前後2カメラ式ドライブレコーダー「DRV-MN940」にも対応。

ナビ画面でハイビジョン映像を手軽に再生/操作でき、前・後ろの同時録画や、シンクロ再生が可能。HD-TVI接続することで録画映像・ライブ映像をリアシートでも鮮明に確認できる。

7V型のインダッシュ式「MDV-M807HDW」(200mmワイド)。
7V型のインダッシュ式「MDV-M807HDW」(200mmワイド)。

オーディオ機能としては、「DSD」「FLAC」「WAV(192kHz/24bit)」といったハイレゾ・フォーマット、さらにハイレゾ音源をBluetoothで転送するコーデック「LDAC」が利用できるので、音にこだわるユーザーは重宝する。

ナビ機能では「VICS WIDE」に対応しており、詳細な「渋滞情報」「動的経路探索」「気象・災害情報」「緊急情報」の取得が可能。「MapFanアシスト」を使えば、スマートフォンと連携することもできる。

細かなところでは、USBポートが2端子装備されていること、7段階のチルト機能&4段階の視野角調整が付いているのも有難い。

ケンウッド彩速ナビの新しいタイプMは、いずれもオープン価格。各モデルの想定価格と発売時期は以下のようになっている。

9V型フローティング式

MDV-M907HDF:13万5000円(7月上旬)

9V型インダッシュ式

MDV-M907HDL:12万5000円(5月下旬)

7V型インダッシュ式

MDV-M807HDW(200mmワイド):8万5000円(5月下旬)
MDV-M807HD(180mmスタンダード):8万5000円(5月下旬)

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