M～N　日産ジュークはインパクト薄

マセラティ

2019年:0.04% 2020年:0.04%
新型のスポーツカーとコンパクトSUVが登場するが、マセラティに成功をもたらすのかどうかはわからない。

マツダ

2019年:1.74% 2020:1.43%
CX-30は好調だが、他のモデルは苦戦している。マツダのEV分野への参入は遅かったが、短距離のMX-30でようやく本腰を入れ始めた。

メルセデス・ベンツ

2019年:7.43% 2020年:6.90%
メルセデスの英国シェアは今年に入って落ち込んでいるが、これは主に、売れ筋のCクラスが買い替えを控えているからだ。

MG

2019年:0.57% 2020年:1.13%
MGは今や英国で重要なブランドとなっており、5年前のシェア0.12%からかなりの好転を見せている。売上の3分の2はZSが占めている。

ミニ

2019年:2.81% 2020年:2.80%
ミニのシェアはここ数年、ほぼ安定している。新型ミニ・エレクトリックは、パンデミックの影響で生産が途絶えたにもかかわらず、好調な滑り出しを見せている。

三菱

2019年:0.70% 2020年:0.57%
英国政府のPHEV補助金の終了や、ゴーン危機など、思いがけない不運に見舞われている三菱。ラインナップを縮小し、荷物をまとめて出て行こうとしている。

日産

2019年:4.00% 2020年:4.33%
日産にとってシェアが伸びたのは良いニュースだ。悪いニュースは、新型ジュークのインパクトが薄すぎたということだ。フォード・プーマやヴォグゾール・クロスランドXに負けている。

P～R　ポルシェ・タイカンが絶好調

プジョー

2019年:3.50% 2020年:3.46%
プジョーは依然としてグループ内でトップを走り続けているが、朗報はそれだけだ。売れ筋のクルマは1台もなく、208でさえ同セグメント7位にとどまっている。

ポルシェ

2019年:0.66% 2020年:0.81%
英国で大きな驚きを持って伝えられているニュースの1つは、同市場で最も売れている高級サルーンがポルシェであること、そしてそれがEVであるということだ。タイカンはメルセデス・ベンツSクラス、BMW 7シリーズ、アウディA8を打ち負かしている。

ルノー

2019年:2.56％ 2020年:2.73％
ルノーは、売上が2倍以上になったゾエのおかげでシェアを伸ばした。来年も電気の力でさらに加速するだろう。

ロールス・ロイス

2019年:0.02% 2020年:0.02%
ロールスの市場シェアは安定しているが、同社初のSUVであるカリナンの導入によって、ファントムの販売を減少させるという共食い状態となっている。おそらく、2021年は新型ゴーストが花を咲かせるだろう。

画像　タイカン、ディフェンダー、RAV4ほか【2020年に英国で売れたモデル】　全200枚