【これが日本仕様】新型コルベット(C8) 右ハンドルのクーペ/コンバーチブル

公開 : 2021.05.29 22:02  更新 : 2021.10.11 13:49

新型シボレー・コルベットの日本仕様を撮影。クーペ、コンバーチブルともに、右ハンドル車です。デモ走行も披露してくれました。

FRレイアウトに別れを

photo:Keisuke Maeda(前田恵介)

新型シボレーコルベット(C8)の日本仕様を、細部まで撮影する機会に恵まれた。

これは、GMジャパンが日本に到着したばかりの右ハンドル仕様を披露したもの。

新型コルベット3LTクーペ(ラピットブルー)
新型コルベット3LTクーペ(ラピットブルー)    前田恵介

会場には、クーペ(2LTと、上級トリムの3LT)、コンバーチブルという全ラインナップ、合計6台が登場。

いずれも6153cc V8 OHVエンジンをミドに搭載し、トランスミッションはパドルシフト付きの8速デュアルクラッチが選ばれた。

最高出力:502ps/6450rpm
最大トルク:65.0kg-m/5150rpm

新型のボディサイズ/内装

日本仕様のボディサイズは、全長4630×全幅1940×全高1220mm。車重はクーペが1670kgで、コンバーチブルは30kg多い1700kgとなる。

サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーン式で、タイヤサイズは前が245/35ZR19、後ろが305/30ZR20。お披露目のあとには、コンバーチブルと3LTが連なって走るデモ走行を披露してくれた。

新型コルベット・コンバーチブル(シャドーグレーメタリック)の内装。3LTクーペ、2LTクーペのインテリアも撮影することができた。
新型コルベット・コンバーチブル(シャドーグレーメタリック)の内装。3LTクーペ、2LTクーペのインテリアも撮影することができた。    前田恵介

内装についても見ていこう。

クーペの「2LT」はGT2バケットシートを採用し、本革巻きステアリングホイールを装着。

「3LT」の標準装備には、内外装ともにカーボンパーツが用いられ、シートはホールド性を高めたコンペティションスポーツ・バケットシート、ステアリングはスウェーデッド・マイクロファイバー仕立てとなっている。

コンバーチブルは、コンペティションシートと本革巻きステアリングの組み合わせだ。

日本価格/ADASは?

日本仕様は、下記の高性能装備をパッケージングした「Z51パフォーマンスパッケージ」が標準装着される。

Z51パフォーマンス・ブレンボ4ピストン・モノブロックキャリパー
Z51大径ブレーキローター(前:345×30mm/後:375×27mm)
パフォーマンスエグゾースト
パフォーマンスリアアクスルレシオ
電子制御 LSD(eLSD)
Z51専用フロントスプリッター&リアスポイラー
ミシュランパイロットスポーツ4S
強化クーリングシステム

新型コンバーチブル、3LTクーペの5台がデモ走行を披露した。
新型コンバーチブル、3LTクーペの5台がデモ走行を披露した。    前田恵介

またADASについては、フロント・カーブビュー・パーキングカメラ、HDリアビューカメラ&リアパークアシスト、リア・クロストラフィック・アラート、サイド・ブラインドゾーン・アラートなど運転支援機能を装備する。

新型シボレー・コルベットの日本価格は、2LTクーペが1180万円、3LTクーペが1400万円。コンバーチブルは1550万円となっている。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

関連テーマ

おすすめ記事

 

シボレーの人気画像