ゲートを閉じたままリアガラスが開く

トヨタが8月2日に世界初公開する「新型ランドクルーザー」。その新たな予告画像が、北米トヨタのSNSで発信された。

車体後部を捉えた画像で、水色のボディカラーと「LAND CRUISER」のエンブレムを確認できる。

注目は、リアガラスの脇に配置されたスイッチの存在だ。

これは、バックドアを閉じたままリアガラスを開閉できる「ガラスハッチ」の解錠スイッチと考えられる。

日本で販売されていた従来型ランドクルーザー・プラドにも採用されていた。

兄弟車は新型では「跳ね上げ式」に

8月2日に発表される「新型ランドクルーザー」は、これまでのランドクルーザー・プラドの後継にあたる新モデルと考えられる。

従来型のプラドは、従来型の北米向けレクサスGXと兄弟車だった。そしてどちらも同じようなスイッチを使う「ガラスハッチ」を採用していたので、「新型ランドクルーザー」がガラスハッチを装備する可能性は高い。

予告画像では判断できないが、もう1つ気になることがある。

じつは従来型GXと、今年6月に発表されたばかりの新型GXでは、バックドアの開き方が異なる。

従来型GXは「横開き（横ヒンジ）」なのに対し、新型GXは「跳ね上げ式」となったのだ。

一方で従来型のランドクルーザー・プラドは「横開き」のバックドアを採用していた。

8月2日に発表される「新型ランドクルーザー」が、ランドクルーザー・プラドの後継車で、新型GXと兄弟車ということなら、バックドアが跳ね上げ式に変わっている可能性が考えられる。

画像　歴代「ランドクルーザー・プラド」のデザイン/内装【順番に見る】　全28枚