一度は味わいたいキャンピングカー/RV車 28選 史上最高の移動する「我が家」
公開 : 2023.08.05 18:05
フォード・トランジット・ナゲット
トランジットにはこれまでもさまざまなキャンピングカー仕様がこしらえられたが、最新のナゲットには、シンク、ガスコンロ、40Lの冷蔵庫付きのキッチンが完備されており、車載WiFiも備わる。
2席のフロントシートは回転し、真ん中にテーブルを置くとダイニングエリアになる。リアシートは折りたたんでベッドにすることが可能で、ルーフもそこそこの大きさのダブルベッドになる。パワートレインには、最高出力184psの2.0Lディーゼルと6速AT、または130psのバリエーションが用意されている。
![フォード・トランジット・ナゲット](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/08/26-ford-transit-nugget_ac_1-s79pjor8kz.jpg)
コルベア・ウルトラバン
目を細めると、翼のない飛行機にも見えるが、これは1960年代初頭に航空機デザイナーによって設計されたからだ。シボレー・コルベアを拡張し、軽量モノコック構造を載せ、同じく最高出力140psのフラット6を使用して後輪を駆動する。
ベッド、冷蔵庫、キャビネット、バスルーム、シートをフル装備しても、重量は1962年型インパラよりも軽い。ウルトラバンはわずか370台しか生産されなかったと言われており、さらにコルベアの生産終了後の40台にはコルベットのスモールブロックV8が搭載されたという。これはかなりの注目を集めたに違いない。
![コルベア・ウルトラバン](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/08/27-corvair-ultravan_corvair_1-otp3yl69g2.jpg)
トヨタ・ハイラックス・チヌーク
1977年のチヌーク・キャンピングカーは後輪駆動だったが、これはベースのN20ハイラックスにまだ四輪駆動がなく、後輪駆動しかなかったためである。しかし、当時主流だったピックアップトラック・ベースの他のキャンピングカーとは異なり、キャンパーボックスとキャビンがつながっていたため、運転するときとくつろぐときの切り替えが簡単だった。
アウトドア用の設備は十分で、コンロ、ストーブ、冷蔵庫、シンクを備え、ベッドに変身するダイネットと頭上のハンモック2つで最大4人が寝ることができる。
![トヨタ・ハイラックス・チヌーク](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/08/28-toyota-hilux-chinook_toyota_1-9w8br40uqa.jpg)
エアストリーム350
長年にわたり、素晴らしいキャンピングカーやキャラバンを生産してきたエアストリームは、アルミニウム仕上げの車体でよく知られている。1974年、エアストリームは空気力学に基づく軽量で丈夫な車体を採用したクラスAモーターホームの生産を開始。1991年には、7.4L V8エンジン、クルーズコントロール、コーリアン(人工大理石)のカウンタートップ、ビデオデッキ、オーク単板のフローリング、木製ベネチアン・ブラインドを備えた350が登場した。
6ウェイのパワー・コパイロット・シート、ウィンドウ・オーニング、フォームマットレス、オーブン付き4口コンロ、製氷機、ソーラー充電器、そしてもちろん、ブルーのグラフィックが施された象徴的なアルミニウム仕上げを選ぶことができた。
![エアストリーム350](https://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2023/08/29-airstream-350_airstreaminc_1-8kswlj05yq.jpg)
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