10/9スポーツの日に名古屋中心部で開催

10月9日のスポーツの日に、名古屋市の中心部を舞台とした都市型クラシックカー・イベント『コッパ・チェントロ・ジャポネ』が昨年に続いて開催されることとなり、現在参加車を募集中だ。

本イベントは名古屋市が策定する『文化芸術推進計画2025』の趣旨に沿った自動車文化の祭典として、『自動車の昨日・今日・明日』をテーマに開催されることとなる。

気になるその内容はクラシックカーのオリジナル度と美を競う、久屋大通公園での『コンコルソ・デレガンツァ』（コンクール・デレガンス）のほか、『グラン・プレミオ・サカエ』と題した名古屋市中心部でのパレード＆ラリーや、名城公園南遊園での『WRCカーによるエキジビション走行』などを予定。いずれのプログラムも本格的な内容だけに、東海地区のクルマ好きにとっては見逃せないイベントとなろう。

コンクール・デレガンスは3つのテーマを設定

イベントの主軸となるのはコンクール・デレガンス。今年は3つのテーマが設けられ、久屋大通公園の錦通から外堀通りまでの北のエリアを舞台に行われる。こちらは無料で自由に見学できる。

Aクラスは、名古屋の姉妹都市であるイタリアのトリノで生産されたクルマが対象となる。こちらはトリノのカロッツェリアがデザインした国内外で生産された車両も参加できる。

Bクラスは、戦前のサイクルカーのほかオースチン7やダットサンから、戦後のバブルカーや360ccまでの軽自動車などの、ミニマムなクルマたちをフィーチャー。

Cクラスは、今年100周年を迎えたル・マン24時間レースとされた。1923年から2023年までに参加した車両及びその同型車がエントリーできる。

また、長久手市の愛・地球博記念公園内に2022年に解説されたジブリパークを応援する特別展示として、スタジオジブリ作品に登場するクルマを実車で再現した展示も行われる。夕刻からは久屋シネマと題して、宮崎駿監督の名作としてクルマ好きからの評価も高いアニメーション映画『ルパン三世 カリオストロの城』（1979年）が上映される予定だ。

久屋大通公園に隣接するオアシス21では、『まもるクルマたち』『学生フォーミュラ』『学生カート』の特別展示と、小学生以下を対象とした『電動カート体験コース』を用意。このほか飲食を楽しめるマルシェも設けられる。また、オアシス21内の『緑の大地 東側エリア』では、ドライビング・グッズやオートモビリア、モデルカーのスペシャルショップが出店し、買い物も楽しめる。

画像　10/9に名古屋で開催の都市型クラシックカーイベント『コッパ・チェントロ・ジャポネ 2023』　全5枚