日産車、なぜVRでデザイン メリットは? 「デザインプレゼンテーションホール」新設

公開 : 2023.10.04 11:45

コストはもちろん、時間の節約も

ニューモデルを開発するためのコストはもちろん、時間の節約もできるというわけだ。

グローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ・アルバイサ氏によれば、少なくとも35%くらいは時間を節約できるという。

グローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ・アルバイサ氏によれば、少なくとも35%くらいは時間を節約できるという。
グローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ・アルバイサ氏によれば、少なくとも35%くらいは時間を節約できるという。    日産

さらに、実物大のモデルをスクリーンの前に並べて比較検討することも可能だ。24K LEDスクリーンとフルカラー天井スクリーンの映像がモデルを包み込み、あたかもリアルとデジタルの境界のない空間をつくり出し、デザイナーのイマジネーションを広げることができる。

当然ながら前述のようにオンラインでどこからでもアクセスできるため、デザインを生み出す場所や時間の制約がない新しいクリエーティブ。ハブとなる。

世界中のデザイナーがリアルタイムでアイデアの共有ができる、インクルーシブでインタラクティブ、柔軟でクリエイティブな環境を実現し、より創造的で魅力的なデザイン開発を目指していくという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。

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