海外試乗

2018.10.13

最高に「ふつう」なクルマは? ファミリーハッチ決定戦 後編

プジョー308、ヴォクゾール・アストラ、セアト・レオン、キア・シード、ホンダ・シビック、スコダ・オクタヴィア、フォルクスワーゲン・ゴルフ、マツダ3、フォード・ドーカス

編集部より

最高に普通なモデル選びの決勝戦です。絶対王者フォード・フォーカスに挑むのは、フォルクスワーゲングループからの2台と、マツダからの刺客ですが、それぞれ異なるキャラクターを持ちながら、いずれも素晴らしいモデルです。新チャンピオンは誕生するのでしょうか?

もくじ

決勝に挑む4台 意外なモデルも
ドライバーアピールが重要
合理性と実用性 ハッチバック界の中心
運転好きのためのクルマ
最高の普通 王の帰還
番外編:燃費対決 WLTP vs 実燃費
テスト車のスペック

決勝に挑む4台 意外なモデルも

少数精鋭で争う決勝戦に進んだなかには、AUTOCAR読者であれば決勝進出が当然と考えるクルマが含まれていた一方で、驚きをもって迎えられたモデルもいた。

さらに、個人的なもうひとつの驚きは、キア・シードがこのなかに含まれていないことだ。ほんの数週間前にロードテストへと連れ出した際、このクルマは素晴らしい進歩と、ハッチバック界のエリートたちと十分に対抗できるだけのものを感じさせてくれた。だが、グループテストでは、新参者は常にテスターたちの困惑と、ある種の先入観にも対峙しなければならない。そして、ここ一番で実力を発揮したのは、キアにとってだけでなく、それ以外のモデルにとっても手強過ぎるモデルだったことは、是非覚えておいていただきたい。

決勝戦をふたつのツインテストをひとつにまとめたものだとお考えかも知れないが、そうとは限らない。新型フォード・フォーカスとマツダ3(日本名:アクセラ)、フォルクスワーゲン・ゴルフとスコダ・オクタヴィアをそれほど簡単にふたつに分けることはできないからだ。


1日中走り廻って、徐々に自分のクルマだと感じられるようになると、それぞれがまったく異なるモデルでありながら、それぞれがAUTOCAR読者にお勧めできるだけの十分に優れたモデルであることが分かってきた。すでに多くのモデルを振るい落としているのだから、この決勝戦に残るのが非常に優れたモデルだけというのも当然だ。

クラス最高の4台であり、実用性に優れ実直なスコダ、魅力的で洗練されたフォルクスワーゲン、美しく個性的で機敏なマツダと、そして、欧州史上最高のハンドリングをもつファミリーハッチバックの最新モデルだ。

この4台のうち3台はすでにお馴染みのモデルであり、これから数ページを使って期待を煽るだけの言葉を書き連ねるつもりはない。この決勝戦で知りたいことはハッキリしており、さっそく本題に入らせて頂こう。

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