ルノー『メガーヌ』改良型が登場 スポーティな新デザインと大容量バッテリー採用 全高1522mmの電動ハッチバック

公開 : 2026.06.24 07:45

ルノーは『メガーヌEテック』の改良型を発表しました。スポーティさを強調するアグレッシブなデザインを採用し、バッテリーも大型化。最大500kmの航続距離を実現しました。増え続ける競合車種に挑みます。

増え続けるライバルに対抗

ルノーは、欧州で販売している電動ハッチバック『メガーヌEテック」の改良型を発表した。現行世代の発売から4年を経て、デザイン変更や航続距離の延長などが行われた。

メガーヌEテックは同社初のEV専用モデルであり、今回の改良は、プジョーe-308、フォルクスワーゲンID.3クプラボーンオペル/ヴォグゾール・アストラといった競合車種のマイナーチェンジと時期が重なっている。欧州ではそれらのほか、ヒョンデ・アイオニック3、キアEV4、ミニ・エースマンなど数多くのモデルとも競合している。

改良型ルノー・メガーヌEテック
改良型ルノー・メガーヌEテック    AUTOCAR

今回の改良における最大の特徴は、新型SUV『オーストラル』や『ラファール』と統一感を持たせた新しいフロントデザインだ。より迫力のあるグリルと、位置を低くしたルノーのエンブレムが目を引く。

ルノーブランドのファブリス・カンボリーヴCEOは以前、AUTOCARに対し、こうした改良によりメガーヌEテックを「ホットハッチ、あるいはホットカー」として位置づけることを目指すと語っていた。確かに、新しいデザインには過去のパフォーマンスモデルからの影響が見られる。

アグレッシブなスタイルへ

フロントバンパー下部は、前世代のメガーヌRSに採用されていたものと同様のチェッカーフラッグ風のデイタイムランニングライトを備え、アグレッシブな造形によりワイド感を演出している。リアのバンパーには力強い一体型ディフューザーが採用されている。ボンネットに新たに施された「パワーバルジ」風のプレスラインと、3D効果のあるテールライトが全体の印象を引き締めている。

バッテリー容量は60kWhから67kWhに増量され、充電1回あたりの最大航続距離(WLTP)は460kmから500kmに向上した。これに対し、58kWhバッテリーのフォルクスワーゲンID.3ネオの航続距離は494kmだ。

改良型ルノー・メガーヌEテック
改良型ルノー・メガーヌEテック    ルノー

容量の増加に伴いバッテリーの高さがわずかに増え、全高は20mm高くなった。改良型メガーヌEテックのボディサイズは、全長4200mm、全幅1782mm、全高1522mm、ホイールベース2685mmとなっている。ちなみに、フォルクスワーゲンID.3ネオよりも全高は40mm低い。車両重量は1772kgと、改良前より100kg重くなったが、そのうち75kgはバッテリーの大型化によるものだ。とはいえ、ID.3ネオよりは100kg以上軽い。

サスペンションとステアリングは、この追加重量に対応するようチューニングされているが、前輪を駆動する220psのモーターは変更されていない。クラストップの440Lトランク容量も維持されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    アレックス・ウォルステンホルム

    Alex Wolstenholm

    役職:編集アシスタント
    AUTOCARの編集アシスタントとして、中古車やクラシックカーなどの特集記事、SEO対策にも携わる。熱狂的なクルマ好きで、特に不明瞭な点や風変わりな部分については、仕様書に詳しく目を通す。現在は2007年式のアルピナD3ツーリングに乗っているが、母親のフォード・フィエスタを運転している姿もよく目撃される(母親は迷惑している)。これまで運転した中で最高のクルマは、なんだかんだで今のアルピナ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事