試乗記

2019.08.21

日産ジューク・プロトタイプに試乗 発表は9月上旬を予定 コンパクトSUVを再発明中

日産ジューク・プロトタイプ

テスト日 : 2019年8月19日

価格 : 未定

文・ジョン・ハウエル 

編集部より

コンパクト・クロスオーバーの火付け役の1台でもある日産ジュークは英国でも人気車種。2010年からの現行型に続き、2代目が2020年に発売予定です。2019年9月とされる発表に先行して、開発途中のプロトタイプに試乗する機会を得ました。

もくじ

欧州でも人気の現行型日産ジューク
外観のデザインはしっかり「ジューク」
インテリアの質感は大幅に向上
車内空間は拡大しても乗り心地は要改善
1.0L 3気筒ターボは活発 競合匹敵

欧州でも人気の現行型日産ジューク

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

日産はクロスオーバーの新世代ジュークを2020年に発売するべく、開発に取り組んでいる。今年9月上旬にその姿が正式に公表される予定だが、AUTOCARは日産の開発現場へ滑り込み、生産前のプロトタイプに試乗する機会を得た。しかも、短時間ながら運転することも許された。

現行型ジュークが発売されたのは2010年。従来のクルマとは明確に差別化されたエクステリアデザインが特徴だった。ジュークは欧州でも高い人気を獲得し、これまでに100万台以上を販売している。モデル末期となった昨年も6万台がユーザーへと渡っている。

日産ジューク・プロトタイプ
日産ジューク・プロトタイプ

発表から10年で、ジュークが取り巻く環境は厳しさを増している。クロスオーバーというカテゴリーは、一気に新しいモデルで溢れかえった。ジュークよりもモダンなライバルが居並ぶ中で、日産は2代目ジュークの開発の手を休めるわけにはいかない状況だといえる。

新しいジュークの狙いはシンプル。既存ユーザーが惹かれた理由でもあるスポーティな走りやクルマとしての楽しさを維持しつつ、ややシャープなエクステリアデザインで、限られていたリアシートの広さとラゲッジスペースの容量を増やすこと。

そんな新ジュークがベースとするのは、ルノー・日産・三菱アライアンスで共有するCMF-Bモジュラー・プラットフォーム。ルノー・キャプチャーやクリオなどにも採用されているものとなる。新ジュークの全長は75mmも増えるが、まだ扱いやすい範疇の4210mm。ホイールベースも106mm伸びて2636mmとなった。これはフォルクスワーゲンTクロスより85mmも長く、車内空間はこのクラスの中でもかなり広い。

 
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