ボルボV60クロスカントリーT5に試乗 250ps スムーズで上品なガソリンターボ

2019.09.16

100字サマリー

ハンサムなルックスが特徴のボルボV60クロスカントリーですが、T5と呼ばれるガソリンモデルが英国市場へも導入されました。嫌いになるのが難しいほどにスムーズで上品、快適至極な仕上がり持つステーションワゴンを、英国で評価しました。

もくじ

4気筒ガソリンターボは250psを発生
柔らかい乗り心地に合う控えめなエンジン
嫌いになるのが難しいステーションワゴン
ボルボV60クロスカントリーT5のスペック

4気筒ガソリンターボは250psを発生

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

新しいボルボV60クロスカントリーにはすでに何度か試乗している。ゆったりとしたボディさばきを持ち、快適性を最優先させたエッジの取れたオンロード性能が特徴で、われわれは結構気に入っている。

だがこれまで試乗してきたのは、D4と呼ばれるディーゼルエンジン車。ガソリンエンジンを搭載したT5というグレードを英国の地で試乗するのは初めてとなる。搭載されるパワートレインは見慣れたもの。4気筒2.0Lエンジンにターボチャージャーを組み合わせ、最高出力は250ps、最大トルクは35.6kg-mを発生。アイシン製の8速ATを介して、4本のタイヤを駆動する。

ボルボV60クロスカントリーT5
ボルボV60クロスカントリーT5

V60クロスカントリーの骨格をなすのは、ボルボによるスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ(SPA)と呼ばれるプラットフォーム。通常のV60と同様に、サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式で、リアがマルチリンク式。リーフスプリングを横置きに搭載するのも変わらない。だが、クロスカントリーは悪路にも備えて最低地上高は60mm高くなり、より人当たりのいい、ソフトなサスペンション設定を得ている。

今年のはじめに試乗したディーゼルエンジンを積んだD4と同様に、T5も軽快によく走る。しなやかなサスペンションは英国の均質ではない舗装路でも印象的なほどに衝撃を吸収するが、上下方向の動きが多すぎたり、落ち着かなくなるようなこともない。サスペンションの設定が生む、快適性と安定性とのバランスに優れた乗り心地は素晴らしいのひとこと。

 
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