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試乗 トヨタ新型ヤリス・プロトタイプ 内燃/ハイブリッド/内装の進化は?

2019.11.09

100字サマリー

トヨタ・ヤリス試作車に試乗しました。1.5Lガソリン車、1.5Lハイブリッド車を、サーキットで試します。TNGAで生まれ変わったヴィッツの印象は?

もくじ

試作車、日本で試乗
1.5L ガソリン車
コーナリングは?
1.5L ハイブリッド車
1.5L ガソリン車(MT)
試作段階 好印象なのは?
駐車支援システムも
ヤリス・プロトタイプ 日本仕様参考値

試作車、日本で試乗

text:Naoki Imao(今尾直樹)
photo:Keisuke Maeda(前田恵介)
(スペックはすべてトヨタ社内測定値)

11月4日に幕を閉じた東京モーターショーで一般公開されたトヨタの新しいコンパクト・カー、ヤリス。そのプロトタイプの試乗会が袖ヶ浦フォレストレースウェイで開かれた。

ご存じのように、ヤリスは1999年に登場したヴィッツの海外名である。トヨタは2017年からヤリスでWRC(世界ラリー選手権)に復帰しており、2019年はオィット・タナックがドライバーズ・タイトルを獲得するという快挙を成し遂げた。このようなWRCの栄光を江湖(こうこ)に伝えるためにも、名前の統一が必要だったに違いない。

千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで、新型ヤリス・プロトタイプに試乗することができた。
千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで、新型ヤリス・プロトタイプに試乗することができた。

国内では新型車、グローバルでは第4世代となる新しいヤリスの特徴は、プラットフォームから、エンジン、トランスミッション、サスペンションにいたるまで、すべて新開発だということ。

とりわけ、先進国向けコンパクト・カー用に開発されたTNGAプラットフォーム(GA-B)がカギだとされる。

その新型車ヤリス、試乗したのは1.5リッター3気筒+モーターのハイブリッド2台、同ハイブリッドのE-Four(電気式4WD)、さらに1.5リッター3気筒ガソリン車のCVTと6MT各1台の計5台である。このほか従来からのダイハツ製1リッター3気筒とCVTの組み合わせもあるけれど、今回は車両の用意がなかった。

で、5台のうち、最後に乗ったハイブリッドで、185/60の15インチ・タイヤを履くモデルがベストだと筆者は思った。新型ヤリスで開発陣がやりたかったことが最もよく表現されているのではあるまいか。以下、試乗順にそのモデルの特徴と率直な印象を記す。

 
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