モーターショー

2017.03.08

パガーニ・ウアイラ・ロードスター

デザインも一新されたドロップ・トップ・ハイパーカー、ウアイラ・ロードスターがジュネーブ・モーターショーに登場した。その心臓部には、AMG製のV12ツインターボを搭載する。

完全にデザインが新しくされたパガーニ・ウアイラ・ロードスターがジュネーブに登場した。価格は£2,320,000(3.3億円)で、僅か100台ばかりの生産枠だ。

クーペよりもウエイトダウン!?

フィクスド・ヘッドからロードスターに換装されているが、そのドロップ・トップのルーフは、カーボンファイバーかファブリックが選択できる。ボディ・ウエイトはクーペよりも80kgほど軽くなっているという。

ウアイラの特徴とも言えるアクティブ・エアロダイナミック・フラップはクーペと同様に採用されている。

くわえてクーペよりも出力アップ!?

エンジンは、764ps/6200rpm、102.0kg-m/2400rpmを発揮するメルセデス-AMG製のM158 6.0ℓV12ツインターボを搭載する。この764psというパワーは、クーペより35ps、またハードコアなウアイラBCよりも実に15ps以上大きい数値だ。さらに、スロットル・レスポンスを向上させるための修正も行なわれているという。

ボディ重量は1280kg。1280kgに764ps、つまり1トンにつき597psというパワー・ウエイト・レシオとなる。

ウアイラ・ロードスターのエレクトリック・スタビリティ・コントロール(ESC)は、5つのモードを採用。ウエット、コンフォート、スポーツ、レース、そしてESCオフだ。

駆動は後輪駆動で、ウアイラBCと同じXトラック製の7速のオートメイテッド・マニュアル・ギアボックスが採用される。また、トランスミッションは、油圧と電子制御でシフト・チェンジをする機構が採り入れられている。ちなみに、Xトラックのギアボックス単体の重さは、通常のデュアル・クラッチよりも40%ほど軽量だという。

どうしてロードスターの方が高性能なの?

ロードスターがこれほど軽量に仕上がっているのは、カーボン、チタン、炭素の3つの素材が使われるトリアックスHP52という素材で作られたモノコックによるところが大きい。この素材は、F1などにも使用されるもので、通常のカーボンファイバーよりも52%ほど高い強度を持つものの、重さ自体は同一となる。更に、クーペよりも25%ほど軽量なオール・アルミのサスペンションが採用されている。

これからオーダーできるの? いいえ、完売です

パガーニは、クルマの動きを把握しやすいように、若干アンダーステアのセッティングをしているという。しかし、コーナリング・フォースは1.8Gに達する。

ブレーキは、ブレンボ製のφ380のカーボン・セラミック・ディスクで、フロントが6ピストン、リアが4ピストン。そして、ホイールはフロントが20インチ、リアが21インチで、タイヤはこれにピレリPゼロ・コルサが組み合わせられる。
ウアイラ・ロードスターは既に生産が始まっており、その100台はすべて納入先が決まっている。

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