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フォード・フィエスタST

2017.03.08

フォード・フィエスタSTの実車がジュネーブ・モーターショーで披露された。200psを発揮する1.5ℓ3気筒ユニットを搭載している。

フィエスタのトップ・エンド・モデル

現行フィエスタのトップ・モデルにあたるST200の後継モデル、フィエスタSTが公式にデビューした。

この新しいSTは0-100km/h加速が6.7秒というパフォーマンスを持つ。これは、旧型ST200よりも0.2秒速いタイムだ。

フォード・フィエスタは英国では常に注目のスーパーミニだ。英国では自動車セールスのトップを8年間続けている。

「次世代のフィエスタSTは、フォードGTやフォーカスRSに搭載される最新技術が移植される」とフォード・パフォーマンスの責任者、デイブ・パトリックは語っていた。

3気筒初のシリンダー・ストップ

エンジンは、200psを発揮する1.5ℓ3気筒エコスポーツ。トルクは29.6kg-mという値だ。メーカーによれば、新しいターボチャージャーはブースト圧を上げるとともに、タイムラグを少なくするために再設計されている。

また、3気筒としては初めてのシリンダー・ストップ機構を持つ。これは状況に応じて1つのシリンダーをストップするもので、燃費の改善に繋がるものだ。

エンジン、ステアリング、スタビリティ・コントロールを制御する3つのドライブ・モードを持つ。ノーマル、スポーツ、トラックの3つで、デフォルトはノーマルだ。スポーツ・モードでは、エンジン・マッピングとスロットル・ペダル・レスポンス、ステアリングのフィードバックが向上する。更に、よりそのエグゾースト・サウンとエンジン・サウンドが大きくなる。

より過激なトラック・モード

トラック・モードではトラクション・コントロールの介入がなくなり、スタビリティ・コントールもサーキット用のワイド・スリップ・モードとなる。

ESCもドライバーの好みによって3つのモードが選べる。完全なシステム干渉、限定されたシステム干渉、そしてフリーの状態の3つだ。

トルクベクタリングは、ロード・ホールディングを向上させ、アンダーステアを減少する方向のセッティングがなされる。

ボディは3ドアおよび5ドア

STは3ドアと5ドアの2つのボディに用意される。そのスタイリングは、メッシュ・グリル、大きなリア・ウイング、そして18インチ・ホイールを持つアグレッシブなもの。

インテリアはレカロ・シートとフラットボトム・ステアリングが装備される。またギア・レバーやステアリング・ホイール、ドア・ノブなどを好きなものから選べるスタイリング・パックも選択可能だ。

インフォテインメント・システムは、フォードのSync3が採用される。タブレットのような8.0インチ・ディスプレイを持つもので、スワイプ・ジェスチャーにも対応している。

更にSTにはハイエンドのB&Oのサウンド・システムもオプションで設定される。

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