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2019.05.25

運転支援システム 逆に危険も? ザッチャム研究所の実験を取材

編集部より

自動緊急ブレーキや車線逸脱防止システムなどの運転支援装備が備わるクルマが増えてきました。これらはあくまでも運転を「支援」するものであり、自動運転とは異なるものだとザッチャム研究所は指摘します。これらの装備を評価する試験の様子を取材しました。

もくじ

フィエスタを模した障害物でテスト
安全性評価の20%を占める
対応の難しい割り込み
自動運転とは明確な区別を

フィエスタを模した障害物でテスト

「わたしが最も良く聞かれる質問は非常にシンプルです」ザッチャム研究所で保険研究を統括するマシュー・エイブリーはいう。「それは『最も安全なクルマはどれか』というものです。最近その答えは白のフォード・フィエスタなのではないかと思うようになりました」目の前に置いてあるフィエスタのモックアップを見ながら彼は続けた。

この「フィエスタ」はプラスティック製で、台車の上に簡単に固定されただけのものだ。これは自動走行の障害物であり、隠された車輪により25km/h程度で走行する。ザッチャムが最新の安全装備のテストに使用しているものだ。

「これらのシステムはステレオカメラ、レーダーセンサー、そしてその映像を解析する優秀な画像処理ソフトで構成されています。みなさんは単に空のダンボール目掛けて走行してテストすれば良いとお考えかもしれませんが、このシステムはそう簡単に騙されてはくれません」とエイブリーは説明する。

「エンジニアによれば、システムを正常に動作させるためにはより本物に近い目標物を使う必要があるそうです。したがって、このシステムが白のフォード・フィエスタに特化するようになるかもしれませんね」と笑った。

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