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2019.08.25

2019年後半 英国版これから登場予定のニューモデル 一挙ご紹介 12月分 後編

編集部より

今年も半ばを過ぎましたが、英国市場ではニューモデルの登場が続きます。日本でもお馴染みのモデルから、あまり聞いたことのないようなモデルまでご紹介する12月デビュー分後編です。実感するのはいま自動車業界が直面する大きな変化でしょうか。

もくじ

ミニ・エレクトリック
テスラ・モデルY
ヴォクゾール・グランドランドX PHEV
フォルクスワーゲン・ゴルフ

ミニ・エレクトリック

もしいまアレック・イシゴニスがミニを創り出したなら、それは間違いなくEVになっただろう。

1959年のオリジナルミニがそうだったように、EVこそがいまの時代が直面する課題に対する答えになるというのが、ミニブランドのトップを務めるセバスチャン・マッケンゼンの見解であり、「イシゴニスならきっとそうしたに違いない」という一方で、この手ごろな小型EVこそ、近年次々と登場しているボディサイズを肥大化させたSUVの派生モデルよりも、ちっぽけな初代ミニの精神をはるかに忠実に再現していると言えるだろう。

ミニ・エレクトリック
ミニ・エレクトリック

最近公開されたばかりのミニ初の量産EVは、現行ハッチバックモデルのUKLプラットフォームをベースに3ドアボディだけで発売されることになる。

200kmから232kmとされる航続距離(ホンダeとほぼ同じだ)だけで、このクルマを評価してはいけない。

ミニでは、これは平均的なドライバーの1週間における走行距離を十分カバーできるだけの航続可能距離だとしており、通常のバッテリーサイズを選べば、スタンダードなミニと同じインテリアスペースを確保するとともに、価格も2万4400ポンド(318万円)と、ガソリンモデルのトップグレードと同レベルの手ごろなものに納まっている。

大容量バッテリーを選ばないもうひとつのメリットはそのパフォーマンスにあり、通常バッテリーであれば、クーパーS同等の機敏さを確保するという目標を達成することができる。

さらに、マッケンゼンによればEVミニのレイアウトは、はるかに初代ミニに近いハンドリングを実現しているともいう。

ミニが初めて本物のEVホットハッチを創り出すことができれば、それはミニブランドとEVにとって新時代の幕開けを告げるとともに、いま、BMWグループ経営トップの間で議論されているミニの将来にも影響を与えることになるだろう。

ミニブランドの60周年を記念する年に、EVミニが登場するのはまさに相応しいタイミングであり、このクルマが次の60年を決めることになる。

 
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