【驚きの成長戦略】フィアット・クライスラー(FCA)ジャパン、2019年は好成績 2020年も攻めの姿勢

2020.01.16

サマリー

2019年、日本での輸入車市場は消費税アップなどの影響もあり、前年比マイナス3%と需要が減少傾向に。一方、FCAジャパンは2018年が前年比プラス5%、2019年が前年比プラス10%と好調。理由と戦略を探りました。

もくじ

輸入車市場伸び悩みに反する成長
ジープ躍進が大きな要因 ラングラー人気
アバルトもフィアット500も市場は拡大基調
2020年、販売ネットワークの本格再編へ

輸入車市場伸び悩みに反する成長

text:Kenji Momota(桃田健史)

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)ジャパンが着実に業績を伸ばしている。その背景にはいったい何があるのか……。

2019年、日本での輸入車市場は消費税アップなどの影響もあり、前年比マイナス3%と需要が減少傾向に触れた。

ジープ・ラングラー
ジープ・ラングラー

ブランド別で見ると、シェアトップのメルセデス・ベンツを筆頭に、フォルクスワーゲン、BMW、アウディ、MINIなどのメジャーブランドが軒並み前年比割れとなった。

一方、FCA、ボルボ、PSA(プジョー・シトロエン)など商品特性が強いブランドが前年比でプラスに転じている。

なかでも、FCAジャパンは2018年が前年比プラス5%、2019年が前年比プラス10%と好調な業績が目立つ。

販売実数では、2019年は2万4666台となり、10年前の2009年と比較すると3倍となる大きな伸びだ。

日本での事業での実情と、2020年の事業戦略ついてFCAジャパン代表取締役社長のポンタス・へグストロム氏が新春記者懇親会の席で詳しく説明。

「2020年見通しとして、45の限定車を発売する」という発言まで飛び出した。

なぜ、そこまで強気の方針を打ち出すことができるのか?

 
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