【価格/サイズ/内装/納車開始は?】メルセデス・ベンツ新型GLSクラス ガソリン/ディーゼル日本発売 3列シートSUVがフルチェン

公開 : 2020.03.23 21:40  更新 : 2021.04.26 15:07

新型GLSクラス シャシー

新型GLSは「ADS(アダプティブ・ダンピング・システム)プラス」を搭載した高性能型のエアマティック・サスペンションを標準装備している。これは高度に複雑なセンサーシステムとアルゴリズムを用いて、減衰特性を路面の状態や走行条件にリアルタイムで適応させるものだ。

コンポーネントはすべて従来型より改良されており、このうちサスペンションマウントには乗り心地を高める最適化が施された。

新型GLSクラスのダイナミックカーブ機能
新型GLSクラスのダイナミックカーブ機能

さらに、乗員や積み込んだ荷物の重量にかかわらず、常に一定の車高レベルを維持する。

GLS 580 4マティック・スポーツには日本初搭載のアクティブサス「Eアクティブ ボディコントロール」を標準装備。凹凸の激しい路面を走行する際にはエネルギーの回収も行うことができる。

ハイドロニューマティック(油圧空圧)装置によりダイナミックに変化する力を発生させて、エアサスペンションが発生する力に重ね合わせ、加減速中、横方向加速発生中(カーブ)、不整路走行時などに車体をアクティブに支持・減衰する。

また、オフロード機能には脱出モードも設定されている。このほか、ダイナミックカーブ機能では、コーナリング時に2輪車のようにボディを内側へ3段階に傾けて、乗員が感じる遠心力を低減する。

新型GLSクラス 装備

フラッグシップSUVにふさわしく、安全&快適装備とも、メルセデス・ベンツの最新・最高のものが用意されている。

まず快適装備では、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽などのシステムを統合的にコントロールし、快適性を高める「エナジャイジング・コンフォート」を全車標準装備。

3列シート7人乗りが標準となるGLSクラス
3列シート7人乗りが標準となるGLSクラス

マルチメディアシステムには、新型の自然対話式音声認識機能を備えた、対話型インフォテインメント・システム「MBUX」を搭載。自動車が通信することによりユーザーの利便性を向上する先進的なテレマティクスサービスの「メルセデスミー・コネクト」も標準設定している。

安全装備では、Sクラスと同等の最新世代の運転支援システムが全モデルで標準装備されている。

機能強化として「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付き)」がトピック。対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくるクルマと衝突する危険がある場合、車速が10km/h以内ならば自動ブレーキが作動する。対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行う。

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