祝!2024年の欧州COTY受賞 ルノー・セニック E-テックへ試乗 好バランスで人気を掴む?

公開 : 2024.04.01 19:05

バランスの良い堅実な選択肢

英国価格は、60kWhのベースグレードが3万7495ポンド(約709万円)から。87kWhのアイコニックでは、4万5995ポンド(約869万円)へ上昇する。テスラモデルYヒョンデアイオニック5より、低めの設定といえる。

徐々に選択肢が増えている、電動ファミリー・クロスオーバー。バランスの良い仕上がりのセニック E-テックは、堅実な選択肢になるだろう。

ルノー・セニック E-テック・ロングレンジ・アイコニック(欧州仕様)
ルノー・セニック E-テック・ロングレンジ・アイコニック(欧州仕様)

ミニバン並みの汎用性はなくても、現在のライバルと比較すれば実力は低くない。実用性や航続距離、車内空間の広さ、インテリアの質感などは、間違いなくストロングポイント。市場の人気を掴むのではないだろうか。

◯:快適で落ち着いた乗り心地と操縦性 回生ブレーキの制御 優れた電費
△:ミニバン並みの汎用性はない 若干劣る運転席からの視認性

ルノー・セニック E-テック・ロングレンジ・アイコニック(欧州仕様)のスペック

英国価格:4万5995ポンド(約869万円)
全長:4470mm
全幅:1864mm
全高:1571mm
最高速度:168km/h
0-100km/h加速:7.9秒
航続距離:624km
電費:5.9km/kWh
CO2排出量:−
車両重量:1860kg
パワートレイン:AC永久磁石同期モーター
バッテリー:87kWh(実容量)
急速充電能力:150kW
最高出力:218ps
最大トルク:30.4kg-m
ギアボックス:1速リダクション(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 執筆

    ヴィッキー・パロット

    Vicky Parrott

    2006年より自動車ジャーナリストとして活躍している。AUTOCARを含む複数の自動車専門誌で編集者を歴任した後、フリーランスとして活動を開始し、多くの媒体で執筆を続けている。得意分野はEV、ハイブリッド、お菓子。2020年からは欧州カー・オブ・ザ・イヤーの審査員も務める。1992年式のメルセデス・ベンツ300SL 24Vの誇り高きオーナーでもある。これまで運転した中で最高のクルマは、2008年のフォード・フィエスタSTとアルピーヌA110。どちらも別格だ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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