第2世代のBMW X1を初キャッチ

公開 : 2014.12.16 22:50  更新 : 2017.06.01 02:11

第2世代となるBMW X1の姿を初めてキャッチした。来年秋のデビューが予定されているモデルであり、来るべきスポーティ・モデル、X2のベースともなるモデルだ。

最新のミニ・ハッチバックや新しい2シリーズ・アクティブツアラーにも使われるUKL1プラットフォームが使用されており、この新しいX1およびX2は、第2世代のカントリーマンやクラブマンと共同開発が進められている。そのため、従来の縦置きエンジンは廃止され、横置きのエンジンが搭載されることになる。

エンジンが横置きにされたことで、BMWのデザイナーは全く新しいアプローチが可能となった。「ボンネットが短くでき、フロント・ガラスが前方に移動できた。また、ルーフの傾斜にも自由度が増した。更に、現行のX1よりも小型に見えるようなデザインだ。しかし、そのサイドビューは、よりダイナミックで滑らかだ。」と関係筋は話している。

X1は実用性重視のため、5ドア・ボディで、標準的な5シーターだが、X2はリフトバック・スタイルの3ドアで4シーターとなる予定だ。また、中国やロシア、アメリカ市場向けに簡易的なサード・シートを持つ7シーター・モデルも計画されている。

エンジンはターボ付き3気筒および4気筒で、ガソリンとディーゼルが設定されることとなる。ガソリン・ユニットは、X1 sDrive18iに搭載されるのが138psの1.5ℓ3気筒、X1 xDrive25iに搭載されるのが234psの2.0ℓ4気筒。ディーゼル・ユニットは、X1 sDrive16dに搭載されるのが115psの1.5ℓ3気筒、X1 xDrive20dに搭載されるのが170psの2.0ℓ4気筒となる。また、150psの2.0ℓ4気筒ディーゼルのX1 sDrive18dが、ラインナップの中のベストセラー・モデルとして設定される。

また、BMWはアウディQ3 RSやメルセデス・ベンツGLA45 AMGに対抗するホット・モデルも計画しているようだ。詳細はまだ伝わってこないが、おそらくB48型2.0ℓユニットが搭載されることとなるだろう。そのパワーは300ps以上と漏れ伝わっている。パフォーマンスも公式発表ではないが、0-100km/h加速が5.0秒以下、最高速度は250km/hになるという。

更に、アクティブ・ツアラー・コンセプトでも発表されているハイブリッドも検討されている。これは190psのパワーと46.0km/ℓ以上の燃費を持つモデルになるという。

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