遂に「楽しい」電動スポーツ生誕! ロー&ワイドなボディにシザーズドア 新MGサイバースターへ試乗

公開 : 2024.06.27 19:05

これからも運転を楽しめると確信

サイバースターがスポーツカーの新基準を打ち立てた、とまではいえないとしても、運転体験の優れたバッテリーEVであることは間違いない。しばらくロードスターを作っていなかったMGとして、感動モノの仕上がりといえる。

爽快な走りでは、MX-5(ロードスター)に届いていない。洗練度では、718ボクスターに届いていない。しかし、正確な操縦性で現実的な価格の電動スポーツカーが、遂に誕生した。

MGサイバースター GT(英国仕様)
MGサイバースター GT(英国仕様)

ゲームチェンジャーではなくても、バッテリーEVとして、新たなランドマークであることは明らか。スポーツカーを愛するクルマ好きへ、これからも運転を楽しめると確信させてくれる1台だ。

◯:正確で安定した操縦性 グランドツアラーのように上質な乗り心地 後輪駆動はエンターテイメント性が高い 四輪駆動はスーパーカー級に速い
△:ロードスターへイメージするほどの軽快感はない 大きめのボディサイズ インフォテインメントと運転支援システムは運転の気を散らせる

MGサイバースター GT(英国仕様)のスペック

英国価格:5万9995ポンド(約1200万円)
全長:4535mm
全幅:1912mm
全高:1329mm
最高速度:201km/h
0-100km/h加速:3.2秒
航続距離:444km
電費:5.9km/kWh
CO2排出量:−
車両重量:1984kg
パワートレイン:ツインAC永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:74.4kWh(実容量)
急速充電能力:144kW
最高出力:510ps
最大トルク:73.8kg-m
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    クリス・カルマー

    Kris Culmer

    役職:主任副編集長
    AUTOCARのオンラインおよび印刷版で公開されるすべての記事の編集と事実確認を担当している。自動車業界に関する報道の経験は8年以上になる。ニュースやレビューも頻繁に寄稿しており、専門分野はモータースポーツ。F1ドライバーへの取材経験もある。また、歴史に強い関心を持ち、1895年まで遡る AUTOCAR誌 のアーカイブの管理も担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、BMW M2。その他、スバルBRZ、トヨタGR86、マツダMX-5など、パワーに頼りすぎない軽量車も好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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