DS 4 秋のマイナーチェンジで車名が「No4」へ? EV仕様追加も
公開 : 2025.01.20 18:05
DS 4は今年9月頃にマイナーチェンジが実施される予定で、それに伴いEV仕様の追加と「No4(ナンバーフォー)」への社名変更が行われる見込みだ。デザインも見直し、高級志向を強めると思われる。
高級志向を強める改良?
DS 4は、今年マイナーチェンジ(一部改良)を受ける際にEV仕様が追加され、名称も変更される予定だ。
2021年に発売されたDS 4は現在、DSブランドの主力モデルの1つとなっており、欧州大陸では2024年に1万405台を販売した。EVの導入により、さらなるテコ入れを図る。

最近改良されたシトロエンe-C4と同じEMPプラットフォームを使用しているため、同車と同じパワートレインを採用する可能性が高い。
e-C4のパワートレイン・ラインナップは、最高出力136psのモーターと50kWhのバッテリーを搭載した航続距離360kmの仕様と、156psのモーターと54kWhのバッテリーを搭載した航続距離420kmの仕様という構成だ。
AUTOCARの予想では、改良後はエンジンを使用するのは1.2L 3気筒ガソリンを中心としたe-DCS6ハイブリッドのみとなり、ディーゼルエンジンは欧州での需要低下を受けて廃止される可能性がある。
DS 4のマイナーチェンジモデルは9月頃に発表される予定で、ブランドの新しいネーミング戦略に沿って「No4(ナンバーフォー)」と改名される見込みである。この戦略は、最近発表されたDSのフラッグシップモデル「No8」から始まった。
先週欧州で撮影されたプロトタイプの写真を見ると、新型No4も、フラッグシップモデルからデザインの影響を受けていることがわかる。
現行型ではワイドなフロントグリルは、No8のようにスリムな形状となりそうだ。また、リアには、彫りの浅いシンプルなボディ造形とシャープなLEDライトが採用されているようだ。
インテリアでは、7.0インチのデジタル・インストゥルメント・ディスプレイを採用し、10.0インチのインフォテインメント・タッチスクリーンにはC4と同様にソフトウェアのアップデートが施される見込みだ。DSが高級志向を強める姿勢を示していることから、改良後は現行よりも高級な素材が使用される可能性もある。