中古で探す最高のオフロード車 16選 大自然に立ち向かう高性能モデル

公開 : 2025.03.09 18:25

フォルクスワーゲン・イルティス

ドイツ軍用に開発されたイルティスは、アウディの有名なクワトロシステムの誕生に影響を与えたと言われている。伝説によると、スウェーデンでの冬季テストでサポート車両として使用されていた際、アウディのエンジニアが、雪道での性能が自社の前輪駆動のプロトタイプよりもはるかに高いことに気づいたという。

そこからの歴史は周知の通りである。イルティスの中古車は非常に少なく(元軍用車のジープランドローバー、ハンヴィーよりもはるかに珍しい)、入手するには海を渡らなければならないし、状態の良いものは高価である。しかし、一度逃したら、次はいつ出会えることか……。

フォルクスワーゲン・イルティス
フォルクスワーゲン・イルティス

ルノー・セニックRX4

ルノーの役員たちが何を考えていたのかはわからないが、MPV(ミニバン)と本格的な四輪駆動車の奇妙なハイブリッドであるセニックRX4を発売したのは素晴らしい判断だった。

RX4は通常のセニックよりも車高が210mm高く、ビスカスカップリングによる4WD機構と、ワイドボディのパッケージも備えている。

ルノー・セニックRX4
ルノー・セニックRX4

その出自は地味であるにもかかわらず、驚くほど高性能だ。しかし、販売面での成功にはつながらなかった。消費者はその外観と、当時2万ポンド近い法外な価格設定に当惑したのだ。

現在では1000ポンド(約20万円))近くまで値下がりしているが、交換部品はほとんど見つからない。

ポルシェカイエン

いやいや、これは冗談ではない。最初のカイエンが登場した時代には、SUVは依然として「実用性」を重視する傾向にあり、オフロードでも使えることが求められていた。

そして、わずか3000ポンド(約60万円)からと比較的入手しやすいため、ユーモアのセンスとお金に余裕のある人々が、最終的にカイエンを所有することが多い。

ポルシェ・カイエン
ポルシェ・カイエン

最も賢明な選択は、2009年に導入された3.0L V6ディーゼルエンジン搭載車だろうが、いずれのモデルも、故障した場合は修理費が安く済むことはない。それなら、いっそのこと素晴らしい音を奏でるターボチャージャー付きV8ガソリンエンジン搭載車を選ぶのもいいかもしれない。

ランドローバー・フリーランダー

この1990年代後半のSUVは、タフでキュートな外観と、陽気なローバー製エンジン、そして手頃さを兼ね備えていた。

ソフトオフローダーとして十分な性能を持ち、ランドローバーのアドベンチャーレース「G4チャレンジ」シリーズにも参加していた。老朽化により台数は減ったが、初期の良コンディションの個体は3000ポンド(約60万円)から購入でき、モダンクラシックカーとして人気がある。

ランドローバー・フリーランダー
ランドローバー・フリーランダー

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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