7シーターの電動SUV登場 ヒョンデ・アイオニック9へ試乗 お手頃価格でしっかりプレミアム

公開 : 2025.04.02 19:05

お手頃な価格でしっかりプレミアム

今回の平均電費は、氷点下前後の気温で4.8km/kWh。高速道路や市街地などを複合的に走らせたことを考えると、悪くない数字といえる。現実的な航続距離は、480km前後になると考えられる。

この高効率を助けているのが、排熱も再利用するという、ヒートポンプ式のエアコン。2列目や3列目には、乗員がいない場合にヒーターなどが自動的にオフになる省エネ機能も備わる。

ヒョンデ・アイオニック9 パフォーマンスAWD(韓国仕様)
ヒョンデアイオニック9 パフォーマンスAWD(韓国仕様)

バッテリーEVの選択肢は順調に増えているが、7シーターのSUVはまだ多くない。ボルボEV90より遥かにお手頃な価格設定でありつつ、しっかりプレミアム志向なアイオニック9を、好意的に受けとめる人は世界中で少なくないはずだ。

ヒョンデ・アイオニック9 パフォーマンスAWD(韓国仕様)のスペック

英国価格:約7万ポンド(約1365万円/予想)
全長:5060mm
全幅:1980mm
全高:1790mm
最高速度:199km/h
0-100km/h加速:5.2秒
航続距離:506km
電費:4.6km/kWh(予想)
CO2排出量:−
車両重量:2600kg
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:62.0kWh
急速充電能力:350kW
最高出力:438ps
最大トルク:59.2kg-m
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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