ただのスクラップと思いきや… 廃車置き場の隠れた逸品 40選(後編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2025.03.23 19:25
1961年型ダッジ・ダート
1961年型ダート・パイオニアは、それまでのダッジの中で最も美しいクルマ……とは言い難いものだった。これは筆者だけの意見ではない。奇抜な形状のフィンやリアフェンダー、「巻き爪」と呼ばれたライトなどは当時非常に不評で、販売にも響いた。1960年には約30万6000台のダートが販売されたが、翌年には16万7000台強に減少した。

1966年型マーキュリー・モントレー
この1966年型マーキュリー・モントレーのトランクに粉々になったガラスが残っていることから、オークリーフ・オールド・カーズに運ばれてきてからリアウィンドウが割れてしまったようだ。しかし、ありがたいことに、逆傾斜の「ブリーズウェイ(Breezeway)」ルーフのおかげで後部座席はある程度保護されている。

1957年型シボレー210
このクルマについては、あまり紹介する必要はないだろう。1957年型シボレーは、コレクターズ・カーの中でも最も人気のあるクルマの1つである。しかし、いまだに米国のジャンクヤードに多数放置されていることには驚かされる。これは210の4ドア・セダンで、同年販売された20車種の中で特に人気が高く、27万3696台が製造された。ボディパネルはまだ十分残っているが、内装は剥ぎ取られている。

1971~1973年型フォード・マスタング・マッハ1
マッハ1は、1969年に初めて登場したフォード・マスタングの高性能パッケージだ。スポーツルーフというボディスタイルのみに設定され、発売から1年以内にGTに取って代わった。このV8エンジンを失って久しい残念な車両は、初代のフェイスリフト版である。1971年から1973年にかけて製造されたが、この個体が何年に製造されたものなのかはわからない。

1964年型リンカーン・コンチネンタル
1964年のリンカーン・コンチネンタルは第4世代にあたるが、その最も特徴的な装備の1つが逆開き(観音開き)のリアサイドドアである。これには安全上の重大な問題があった。例えば、走行中にドアが開いて乗員が転落したり、降りる際に通りがかりのクルマにぶつかってドアに押しつぶされたりする危険性が指摘された。わずかな期間を除いて、コンチネンタルという名称は1930年代後半から2002年まで使用されていた。14年間の空白を経て、2017年にMKSの後継車種として復活したが、2020年に生産終了となった。






















