【トップとの差、更に拡大】2025年3月期/2024年度 軽自動車新車販売の車名別ランキング

公開 : 2025.04.06 06:05

軽自動車の新車販売はホンダNボックスが10カ月連続でトップを獲得し、2024年度でも10年連続で、登録車と合わせても4年連続で首位となりました。2位のスズキ・スペーシアとの差は拡大しています。

2025年3月期および2024年度(2024年4月~2025年3月)

全国軽自動車協会連合会は、2025年3月期および2024年度(2024年4月~2025年3月)における軽自動車新車販売の車名別ランキングを発表した。

2025年3月期 軽自動車通称名別新車販売トップ10

1位 ホンダNボックス:2万3627台
2位 スズキスペーシア:1万6463台
3位 ダイハツタント:1万2012台
4位 ダイハツ・ムーヴ:9579台
5位 スズキ・ハスラー:8379台
6位 日産ルークス:8360台
7位 スズキ・ワゴンR:6753台
8位 ダイハツ・ミラ:5877台
9位 ダイハツ・タフト:5745台
10位 三菱デリカミニ/eK:5421台

2024年度 軽自動車通称名別新車販売トップ10

2025年3月期/2024年度、軽自動車新車販売の車名別ランキング。
2025年3月期/2024年度、軽自動車新車販売の車名別ランキング。

1位 ホンダNボックス:21万768台
2位 スズキ・スペーシア:16万8491台
3位 ダイハツ・タント:12万2358台
4位 スズキ・ハスラー:8万9691台
5位 スズキ・ワゴンR:7万5800台
6位 日産ルークス:6万8989台
7位 スズキ・アルト:6万4667台
8位 ダイハツ・ムーヴ:6万3512台
9位 三菱デリカミニ/eK:5万4659台
10位 ダイハツ・タフト:5万1003台

2025年3月期の軽自動車の車名別ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比16.0%増の2万3627台を成し遂げて、10カ月連続でのトップに輝く。続く第2位には、2024年9月にアクティブ志向のギアを追加設定したスズキ・スペーシアが同7.9%減ながら1万6463台を販売して位置。トップのホンダNボックスの差は、前月の3108台から7164台へとさらに広がった。

第3位には2024年10月に一部改良を図るとともに生産・出荷を本格再開したダイハツ・タントが同1123.2%増の1万2012台を売り上げて入り、前月と同じくスーパーハイトワゴンがトップ3を占める。

また、第4位には生産・出荷を本格再開して同1329.7%増の9579台を達成したダイハツ・ムーヴが前月から1つ順位を上げて入り、対して前月第4位のスズキ・ハスラーは同21.1%減の8379台にとどまって第5位にダウンした。

なお、スズキ車は3月6日にコイルばねを生産する中央発條の藤岡工場(愛知県豊田市)で爆発事故が起こり、それに伴い部品供給不足が発生して一部生産ラインの稼動を停止したことが、販売台数の伸びの鈍化につながったようである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

関連テーマ

コメント

おすすめ記事

 
×