【ランキングTop10は安定の傾向】2025年3月期および2024年度 登録車新車販売の車名別ランキング
公開 : 2025.04.06 06:25
登録車の新車販売はトヨタ・ヤリスが7カ月連続で首位を獲得。2024年度でもトヨタ・ヤリスが4年連続でトップとなり、Top10ランキング圏内はトヨタと日産の躍進が続いています。
2025年3月期および2024年度
日本自動車販売協会連合会は、2025年3月期および2024年度(2024年4月~2025年3月)における登録車新車販売の車名別ランキングを発表した。
2025年3月期 登録車通称名別新車販売トップ10
1位 トヨタ・ヤリス:1万6483台
2位 トヨタ・カローラ:1万6353台
3位 トヨタ・シエンタ:1万2644台
4位 ホンダ・フリード:1万1107台
5位 日産ノート:1万11台
6位 トヨタ・プリウス:9744台
7位 トヨタ・アクア:9527台
8位 日産セレナ:9497台
9位 トヨタ・ノア:8496台
10位 トヨタ・アルファード:8230台
2024年度 登録車通称名別新車販売トップ10

1位 トヨタ・ヤリス:17万1919台
2位 トヨタ・カローラ:16万5448台
3位 トヨタ・シエンタ:11万6368台
4位 日産ノート:9万6934台
5位 ホンダ・フリード:9万808台
6位 トヨタ・アルファード:8万7962台
7位 トヨタ・ルーミー:8万4312台
8位 日産セレナ:8万1765台
9位 トヨタ・プリウス:8万212台
10位 トヨタ・アクア:7万4849台
登録車の2025年3月期の車名別ランキングは、前年同月比6.8%減ながら1万6483台を販売したトヨタ・ヤリスが、7カ月連続での首位に就く。続く第2位には、同13.2%減ながら1万6353台を売り上げたトヨタ・カローラが前月と同位に位置。
第3位には、同39.2%増の1万2644台を記録したトヨタ・シエンタが前月と同位で入った。また、第4位には2月にe:HEVモデル、3月にガソリンモデルの一部改良を図って同16.5%増の1万1107台を達成したホンダ・フリードが前月と同位で、第5位には同21.4%減ながら1万11台を登録した日産ノートが前月と同位でランクインする。
以降はトヨタ・プリウス、トヨタ・アクア、日産セレナ、トヨタ・ノア、トヨタ・アルファードの順で続き、トップ10のうちトヨタ車が前月から1車種減って7車種、日産車が前月から1車種増えて2車種、ホンダ車が前月と同じ1車種という結果となった。
トップ10以降の動きは?
トップ10以降では、SUVおよびクロスオーバーモデルの好セールスが続く一方で、新型車や一部改良モデルの販売の伸びが際立った。
3月に一部改良を実施したコンパクトクロスオーバーSUVのホンダWR-Vは前年同月比123.9%増の4892台を売り上げて第20位に、3月に300の安全性および盗難防止の強化を図ったトヨタ・ランドクルーザーは同111.4%増の3934台を販売して第21位に、3月17日に現行モデルの新規受注を終了したことから駆け込み需要が発生したスバル・フォレスターは同88.5%増の3732台を登録して第22位に位置。

また、2024年12月にブラックセレクションとiセレクションを設定したマツダCX-5は同52.2%増の3494台を成し遂げて第25位に、2024年12月にiセレクションとSPORT+を設定したマツダ2は同136.3%増の2956台を達成して第26位に、1月にタイプRレーシングブラックパッケージを追加したホンダ・シビックは同47.2%増の2874台を記録して第28位に入る。
さらに、2024年10月に販売を開始した新型コンパクトSUVのスズキ・フロンクスは月販目標1000台を超える2610台を登録して第33位に、2月に改良モデルを発売したマツダCX-60は同99.2%増の1689台を販売して第40位にランクインした。
スポーツカーの健闘も光り、2月より2025年モデルのリリースが始まった日産フェアレディZは同600.4%増の1793台を記録して第39位に、2月に35周年記念車を発売したマツダ・ロードスターは同25.2%増の1688台を登録して第41位に入っている。
一方、登録車の2024年度の車名別ランキングは、2024年内に一時生産・出荷を停止していたものの2025年に入って受注残の積極解消を図ったトヨタ・ヤリスが17万1919台を販売して4年連続での首位に輝く。
以降はトヨタ・カローラ、トヨタ・シエンタ、日産ノート、ホンダ・フリード、トヨタ・アルファード、トヨタ・ルーミー、日産セレナ、トヨタ・プリウス、トヨタ・アクアの順で続き、前年度と同様にトヨタ車がトップ10中7モデルを占める結果となった。
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