2025年版 最高のポルシェ 7選 街乗りやサーキットに適したモデルは?

公開 : 2025.04.13 18:45

3. ポルシェカイエンS

カイエンには多くのバリエーションがあるが、AUTOCAR英国編集部のお気に入りは4.0L V8エンジンを搭載したSだ。

四輪駆動、広々としたトランク、余裕のレッグルームなど、家族向けのSUVとして申し分ない。

3. ポルシェ・カイエンS
3. ポルシェ・カイエンS

「カイエンよりも快適な乗り心地のラグジュアリーSUVもあるが、スポーツ志向の強い人にとって、これほど魅力的で運転が楽しいクルマは少ない」
――リチャード・レーン、ロードテスト担当副編集長

車内には高解像度のデジタルダッシュボードが搭載されており、オプションで助手席側のタッチスクリーンも追加できる。しかし、こうしたハイテク装備にもかかわらず、省かれがちな物理スイッチも充実している。クライメートコントロールや昔ながらの音量調整ダイヤルも備えている。

4. ポルシェ718ケイマンGTS 4.0

日常の足として718ケイマンをお探しなら、GTS 4.0が最適だ。

最高出力400psの6気筒エンジンがスリリングな走りを実現する一方で、リニアな特性により街乗りも楽々こなす。

4. ポルシェ718ケイマンGTS 4.0
4. ポルシェ718ケイマンGTS 4.0

「4気筒エンジンには特徴がないのではないかと心配している人は、安心してもらいたい。このクーペは、その欠点を克服している」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

さらに、プライマリーライドコントロールは見事で、段差を滑るように静かに乗り越えることができる。

ステアリングの反応もシームレスで、路面との一体感を味わえる。

5. ポルシェ・マカン・エレクトリック

急速充電に対応したEVだが、ガソリン車のマカンの後継車としてふさわしい存在である。外観も、そして何よりも走りがポルシェそのものだ。

マカン、4、4S、ターボの4つのバリエーションがある。AUTOCAR英国編集部は、最高出力370psの標準モデルを選ぶことをお勧めする。

5. ポルシェ・マカン・エレクトリック
5. ポルシェ・マカン・エレクトリック

「マカン・エレクトリックは、高い完成度と性能を誇る電動SUVであり、期待される多くの領域で高水準のパフォーマンスを見せる」
――マット・プライヤー、編集長

モーターは911にならってアクスルの後方に配置されており、表現力豊かでリアバイアスのハンドリングを実現している。

オプションの拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイでは、ドライバーの前方10mの位置にナビゲーションの指示を投影できるため、このポルシェとともに未来を生きているような気分になるだろう。

6. ポルシェ・パナメーラGTS

パナメーラとして唯一、非ハイブリッドのV8エンジン搭載モデルであるGTSをこのリストに含めないわけにはいかない。

最高出力500psを実現し、V8サウンドの魅力を最大限に引き出す排気チューニングが施されている。

6. ポルシェ・パナメーラGTS
6. ポルシェ・パナメーラGTS

「V8エンジンは高回転を好み、回転数が上がると猛烈な勢いで加速する。目を見張るほど速いサルーンだ」
――リチャード・レーン、ロードテスト担当副編集長

ハンドリングは安定感があり、かつ正確だ。2トン以上の重量のクルマとしては、コーナリング時のバランスも申し分なく、まさにポルシェのGTカーに期待される性能である。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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