テストコースで夢見心地 ボアハム・フォード・エスコート Mk1(2) ノスタルジックな危うさ

公開 : 2025.05.13 19:06

ノスタルジックな容姿に相応しい危うさ

現代的なサスペンションなら、もっと速くサーキットを周回できるだろう。だが、ノスタルジックな見た目に相応しい危うさが、気持ちを鷲掴みにする。コンティニュエーション・モデルだからこそ、思い切り楽しめる。

プロトタイプには、ロールケージや消化器は備わらなかった。特別すぎるという理由で、美術品と同じ保険がかけられていた。そんなことも忘れていた。顧客へ届けられる24台には、安全装備が与えられ、メンテナンスもより容易になるはずだが。

ボアハム・フォード・エスコート Mk1 アラン・マン 68エディション(サーキット仕様)
ボアハム・フォード・エスコート Mk1 アラン・マン 68エディション(サーキット仕様)    アレックス・ローレンス(Alex Lawrence)

ピットレーンへ戻るが、余りの素晴らしさに放心状態。幸運な24名のオーナーには、ヒストリックレースでこの逸品を披露していただきたい。

ボアハムが手掛けるレストモッドの第一章となる、68エディション。記念すべきクルマは、前例がないほど特別な存在として今後を過ごすことになるだろう。

ボアハム・フォード・エスコート Mk1 アラン・マン 68エディション(サーキット仕様)のスペック

価格:30万ポンド(約5850万円/予想)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:225km/h(予想)
0-100km/h加速:4.2秒(予想)
燃費:−km/L
CO2排出量:−g/km
乾燥重量:795kg
パワートレイン:直列4気筒1840cc 自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:205ps/8000rpm
最大トルク:20.7kg-m(予想)
ギアボックス:4速マニュアル(後輪駆動)

ボアハム・フォード・エスコート Mk1 アラン・マン 68エディション(サーキット仕様)
ボアハム・フォード・エスコート Mk1 アラン・マン 68エディション(サーキット仕様)    アレックス・ローレンス(Alex Lawrence)

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ボアハム・フォード・エスコート Mk1の前後関係

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