【室屋義秀のレクサスが福島の空を舞う】エアレースXのPVに大興奮!空の祭典『ふくしまスカイパークフェスタ2025〜春〜』開催

公開 : 2025.05.10 11:45

レクサスとの相乗効果で進化するエアレース機

パブリックビューイング観戦後、室屋選手がギャラリーの前に登場。「最後のターンで、デビッドソン選手にギリギリのラインを決められた」と悔しさをにじませながらも、次戦への手応えをつかんでいたようだ。

開幕戦に向けた機体の改良では、垂直尾翼下の尾輪を小型化して空気抵抗を減らし、期待の効率性を高めた。またレクサスの先進センサー技術を搭載して、エンジンのミクスチャーやスロットルなどの状態をリアルタイムで把握でき、短時間で最大効率の状態を維持してレースフライトに臨めるようになった。

「機体も操縦も、まだ改良の余地と伸びしろがあると感じています」と室屋選手。
「機体も操縦も、まだ改良の余地と伸びしろがあると感じています」と室屋選手。    Taro Imahara TIPP

しかも、開幕戦は様子見ということもあり、改良点は抑えめ。第2戦に向けては、空力面でのアップデートが予定されている。

LPARの中江テクニカルコーディネーターは具体的にはコメントしなかったが、どうやらウイングレット(主翼両端に付けられた翼端板)の形状を変更するようだ。

また、エアレース機で用いられているヘッドアップディスプレイや人間工学を重視したシートなどは、将来的にはレクサス車にビスポークの形式でもいいから反映させたいと中江氏は語る。LPARによって、エアレース機とレクサス車が相乗効果で進化していくことに期待しよう。

「機体も操縦も、まだ改良の余地と伸びしろがあると感じています。フライトの解析は既に始めており、次はさらに精度を上げていきます。2024年も開幕戦を落としてから巻き返したので、今年もここからだと思っています。なんといってもファンがいてこそのエアレースですから、これからも応援よろしくお願いします」と熱く語る室屋選手。

7月6日に開催される、第2戦が早くも楽しみになってきた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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