パン屋の悪夢が現実に? 「ウォレスとグルミット」のオースチンA35(2) ミニカーが参考のレプリカ

公開 : 2025.06.07 17:50

「ウォレスとグルミット」の世界へ紛れ込む

ツートーンに塗られたオースチンの運転席へ座れば、ウォレスになった気分を楽しめる。エンジンは元気いっぱい。博物館の敷地は、少し手狭に感じられるほど。

実は、プランカードが「ウォレスとグルミット」のレプリカを作ったのは、これが初めてではない。2008年には、「危機一髪!」に登場するトライアンフ・タイガーカブを真似た、サイドカー付きのBSAバイクも仕上げている。

オースチンA35 「ウォレスとグルミット」レプリカ(1963年式)
オースチンA35 「ウォレスとグルミット」レプリカ(1963年式)    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

サイドカー部分には、第二次大戦時の戦闘機、スピットファイア譲りのメーターが付く。劇中では、サイドカーは飛行機に変形するのだ。またキャビンの後方には、クリエイター、ニック・パーク氏によるイラストが施されている。

この2台が並ぶ景色に身を置くと、本当にコマ撮りアニメの世界へ紛れ込んだかのよう。自然とテーマ曲を口ずさんでしまう。A35のバンで売店まで走って、ウェンズリーデール・チーズとクラッカーを買って来たくなった。

協力:アードマン社、アンジー・ラスト氏、ブリストル王立小児病院慈善団体「グランド・アピール」、アトウェル・ウィルソン自動車博物館、ポール・エリス氏

記事に関わった人々

  • 執筆

    ライアン・スタンデン

    Ryan Standen

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

「ウォレスとグルミット」のオースチンA35の前後関係

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