ベントレーと繋げば最高級キャンパー完成 ブルーダーEXP-7(2) 過剰な冒険性能

公開 : 2025.07.08 19:10

英国では過剰な性能 喧騒から離れられる魅力

カメラマンと、くだらないジョークを交えつつ夕飯を楽しむ。お酒がなくなりベッドへ入るが、オンのままだったヒーターの排気ガスが微かに車内へ漂ったらしい。その匂いで目が冷めた。まだ午前2時。ディーゼルエンジンを止めて、ベッドへ戻る。

EXP-7の冒険に対する性能は、グレートブリテン島では少々過剰。オフローダーでのキャンプ旅行は魅力的だが、この土地では道路から10km離れることも簡単ではない。海から110km離れることも難しい。原野を走っていると、すぐに隣町へ着いてしまう。

ブルーダーEXP-7とベントレー・ベンテイガ(英国仕様)
ブルーダーEXP-7とベントレーベンテイガ(英国仕様)

それでも一度オフロードへ紛れれば、高級なキャンピングトレーラーは目立たなくなる。喧騒から離れてみると、その魅力へ理解できる。孤独の中で時間を過ごすと、文明を見つめ直せる。静かに食事をし、眠りにつける。EXP-7なら、洗濯も。

ブルーダーEXP-7(英国仕様)のスペック

英国価格:約19万ポンド(約3705万円)
全長:5760mm
全幅:1915mm
全高:2350-2650mm
車両重量:2700kg
ソーラーパネル:1250W
バッテリー:10kWh

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ブルーダーEXP-7の前後関係

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