ゴルフ GTIと同じ4気筒ターボ 6代目 フォルクスワーゲン・ポロ GTI(1) 7年目なハードを再確認

公開 : 2025.06.30 19:05

長年のユーザーには歓迎されるデザイン

ダッシュボードにはタッチモニターが据えられるが、サイズは標準では8.0インチで、2025年としては小ぶり。そのかわり、画面の周囲には実際に押せるハードスイッチやダイヤルが並ぶ。オプションで、9.2インチも選べる。

メーター用モニターは、2021年のフェイスリフトで10.25インチへ拡大された。エアコンには、独立した操作パネルが用意されている。

フォルクスワーゲン・ポロ GTI(英国仕様)
フォルクスワーゲン・ポロ GTI(英国仕様)

ソフトウェアは最新バージョンが稼働するものの、最近のデザインへ見慣れた人には、前時代的に感じられる車内かもしれない。だが、長年フォルクスワーゲンを愛用してきた人には、歓迎されるデザインだろう。

走りの印象とスペックは、6代目 フォルクスワーゲン・ポロ GTI(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 執筆

    クリス・カルマー

    Kris Culmer

    役職:主任副編集長
    AUTOCARのオンラインおよび印刷版で公開されるすべての記事の編集と事実確認を担当している。自動車業界に関する報道の経験は8年以上になる。ニュースやレビューも頻繁に寄稿しており、専門分野はモータースポーツ。F1ドライバーへの取材経験もある。また、歴史に強い関心を持ち、1895年まで遡る AUTOCAR誌 のアーカイブの管理も担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、BMW M2。その他、スバルBRZ、トヨタGR86、マツダMX-5など、パワーに頼りすぎない軽量車も好き。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

6代目 フォルクスワーゲン・ポロ GTIの前後関係

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